「税理士という看板を見つけられたのはハイライトだと感じている。」ということを書いていこうかなぁと。
裸一貫は考えられなかった
「やりたいことをやりたいときにやる生き方。」といったものを目指していたりもするといえます。
そのやりたいことをやるためにはお金が必要だと考えたので、起業をということをいつからか考えるようになったのです。
ただ「お金を得るために裸一貫で事業展開をしていこう。。。」といったことは、いちミリも考えられなかったといえます。
「中小企業でもわりと匠の技術を持った会社が少なくない。」とも感じたものですが、
「資金繰りに追われている。」
「中途半端な規模の会社(年商数十億とか)だから方向転換もできずに、世の中の流れから置いていかれている。」
「それほどいい人材は集まらない。」といったことを企業の決算書や社長から聞くたびに躊躇してしまったのです。
「じぶんには何らかの看板がなければ、サラリーマンをやめることは難しそうだ。」と。
そして「税理士。」という看板に頼ることを目的として、当時勤めていた銀行業界から税理士業界に転職をしたといえます。
看板に頼った
などということを感じていたからか、
「そんなじぶんには士業だよね。。。」と考え、アドバイスもあったことから税理士を目指したのです。
そんな税理士を目指すにあたっても「税理士事務所の規模を拡大していこう。」といったことは、全く考えなかったといえます。
「看板には頼るけど、ひとに頼るのはやめよ。。。」などと、ひとを雇うことを避けて仕事をするスキルを身に着けっていったのです。
そのひとつには「じぶんは優秀だから。。。」といった思い上がりもあったといえるかもしれません。
それまでの人生ではわりと何をやってもそこそこデキる方でしたし、ちやほやされるような生き方をして勘違いもあったかなぁと。
ただ「いつもじぶんは、そこそこ止まりなんだよなぁ。」といったことが心のなかに突き刺さっていたのです。
それこそ、本当に極めたいものも見つかりませんし。。。
だからなのか「税理士」という看板があることで、ひとつの道標にもなっているといえます。
看板はひとつの道標
そんな「それほど何をやりたいのかわからない。。。」と感じていても、税理士という看板があるから方向性が保たれているともいえます。
「税理士は食べていけない。」などと聞いたこともありますが、
いまのところは食べていけていますし、収入でいえば会社員時代よりも数倍なんて言えるほど得ているといえるかもしれません。
また、40代にもなると「もうこの銀行にしがみつくしかないんだよ俺たちは。。。」などと言っていた上司の言葉が反芻したりもするものですが、
「年齢が上がることによる肩たたき感。」を味わっていないのも税理士という看板のおかげだとも感じています。
だからか、20代や30代の頃よりも落ち着いて行動できるようになったといえるかもしれませんし、それほど歳を取ることに対しての恐怖感も持たなくなったといえます(ちょっとだけ持っていますが)。
このような感覚も「看板」という道標を見つけられたからだといえますし、税理士という仕事がひとに感謝をされることが少なくないからなのかもしれません。
少なくとも「じぶんだったら絶対にイケちゃう。」などと思い上がることなく、
「さすがに、この世の中とまともに対峙したらすぐにやられちゃいそう。。。」と考えて税理士というじぶんにあった道標を見つけられたのは、人生にとってのハイライトだといえるかなぁと。
まとめ
税理士業の仕事をしていると「ホントにいつも助かります。」などと言われる機会が少なくなく、泣きそうになっちゃうこともあるという。。。
【おわりに】
あまり知らなかったのですが、英会話教室も講師の方が請負契約なのか授業料はその講師宛に直接支払う仕組みになっているところがあるんですね。
「インボイス制度には登録せず、消費税額を記載しない税込みの請求書を10月以降から発行します。」とお客様に通知が来たとかで。。。
このような「消費税を取ってない風。」に見せかける請求書を出す免税事業者の方に対してなんだかなぁと思っちゃうという。
【一日一新】
コージーコーナー 銀座プリン