じぶんに自信はありますが、あえて負ける体験をすることが必要だと考えています。
じぶんに自信を持つことは大切
じぶんに自信を持つことは大切だとおもいます。
特にじぶんで商売を行うというのは、「腕に自信があるから信頼を得られる」という部分があります。
「どこか頼りない部分もあるけど、その人を応援したい。」
ということもあるかもしれませんが、じぶんの人生をその頼りない人に委ねることは、ちょっと心配なことですよね。
だからこそ、じぶんに自信を持つということは大切だと考えています。
わたしだと、
「税理士になれて起業をし、ひとまず食べて行けている。」
ということは、自信にも繋がりますし感謝の気持ちが強くあります。
だからといって、
「おれは凄いんだぜ。」
といったことや、
「そんな凄いじぶんが、これをやったらもっと、おれのプライドを誇れるかも。」
と見栄を張って行動することは嫌いなことです。
じぶんが勘違いをして、見栄を張らずに生きていくためには、
「ほどよく負ける。」
ということが必要だと感じ、意識して行動するようにしています。
その程よく負ける体験で、効果的なことのひとつは本を読むということです。
ほどよく負けるために本を読んでじぶんを見つめ直す
本を読むことで気がつくことはよくあることです。
最近読んだ本で、
「じぶんもそんなときもあったなぁ。でもこの人たちのほうがレベルが高いわ。」
と感じたのがこの本でした。
わたしは大学受験を独学で挑んで合格したので、税理士試験も初めの頃は、
「独学でいけるかも。」
と独学でやってみようとしました。
初めて受験した科目は、簿記論と消費税法。
特に簿記論に関しては、バンカー(銀行員!?)になるために、大学時代に日商簿記を3級から1級までを勉強していたので「ちょっとした」自信がありました。
また、税理士試験勉強を初めた頃は、
「バンカーとしてこれだけの決算書を見てきているので、簿記論や財務諸表論なんて楽勝でしょっ。」
くらいおもっていました。
その独学での勉強法は、
「TACや大原の市販のテキストを書い、会計人コース(当時は毎月発行の雑誌でした)という受験雑誌を毎月購入して、勉強するという方法。」
余談ですが、会計人は「かいけいじん」と読むみたいです。だいぶ長いこと「かいけいにん」だとおもっていました。
しかし、勉強を初めてしばらくして、
「独学で合格する道が見えなかった。」
ので消費税法は翌年の1月から資格の大原に通い、簿記論は5月から資格の大原に通うという路線変更をしました。
その受験1年目は結局、簿記論だけ合格するという結果になりました。
そんな税理士試験に、「当初は独学で挑もうとしていた」という気持ちもほとんど忘れていました。
今回読んだこの本には、独学で5科目合格された方や独学で簿記論や財務諸表論に合格された方が紹介されています。
やっぱり独学で受かるという人もなかにはいるんだなと。。。
どういったルートでも税理士になれるのだということを示していて、独学に挫折した人間としては素直に凄いなと感じました。
ちなみに税理士試験を受験した1年目だけは、会計人コースを毎月買っていました。
しかし、その後の受験2年目からは、会計人コースの存在も忘れ「本気になったら大原」で本気になっていました。
まとめ
「やったことがないことを始めるなら、その道のプロに学びに行くべき。」
だと考えています。
経費がかかっても、「プロに学ぶことで、時間は圧倒的に短縮する」ことができます。
ただ、独学で税理士試験にチャレンジして全科目合格をしている方が存在していることには驚かされました。
そんなことを知り、今回のこの本では
「やっぱり、やり方次第で人生って何でもできるんだろうなぁ。」
と学ぶことができました。
わたしは税理士試験に「独学」で受験することには挫折しました(受験するなら、資格の大原などに行ったほうがいいとおもっています)。
挫折というのは、「挫折したこと」すら忘れてしまうことがあります。
おもってもみなかったことを達成している人の話しを聞いたり、本で学ぶことで、
「じぶんは、まだまだだなぁ。だからもっと頑張ろう。」
と新たな気持になることができます。
【おわりに】
その本によると税理士試験の受験にあたって、電卓をCASIOにするか、SHARPにするのかという話しがあるみたいです。
うん。。。
そんな派閥があるなんて知らなかったです。
わたしが使っていたのは、CANONの電卓(たぶん3,000円くらいで買ったもの)。
派閥の外にいますけど、全然不満はなかったですし使いやすかったです。
わりといつも、派閥の外にいることがあるかも。。。
【一日一新】
あるちらし寿司