「独立後にはお金を狙うべきなのか、それともやりたいことを重視すべきなのか。」ということについて書いていこうかなぁと。
ひとり事業を意識しているのは稼ぎたいから
「やりたいことをやれる機会が増えた。」というのが独立して以降の世界だといえるかもしれません。
「仕事中に映画やドラマを観ることができる。」
「仕事中に気が済むまで税法関連の本を読み込むことができる。」
「仕事中に寄り道して横浜中華街に行く。」
などというように「仕事中だからと何かを諦める。」のではなく、
「やりたいことを1日のなかで全部ミックスできちゃうぜ。」ということを日々実践できているといえます。
だからといっても「やりたいことをやるために稼ぐことを放棄する。」とは考えていないものです。
ひとりで事業を行なっているのも、
「余計なホウレンソウに追われると稼げなくなりそうだから。。。」というように、ある種の邪魔をされたくない感が強いからだともいえます。
また「ひとを雇って実務を任せ、じぶんは流行りの商売を研究して実践したい。」という願望もなく、
「税理士業はわりと好きだし、実務だからこそ永遠に携わりたい。」と考えているので、ひとを雇う選択肢がないのかもしれません。
なので「稼ぐための最適解がじぶんひとり企業。」だと感じているともいえるのかなぁと。
やりたい仕事と稼ぐのバランスは必要
「やりたい仕事だけをして生きていく。」というのは、かっこいいフレーズだよなぁと。。。
とはいっても、
「じゃあ、いま行なっているすべての仕事がやりたい仕事なのか。。。」といえば、確信を持てていないとえます。
ただ、仕事をしていて「つまらない。。。」と感じることもありませんし「このお客さまとは相性が悪いなぁ。。。」というひともいないものです。
むしろ、お客さまからの優しさに触れるたびに「こんな世界があってもいいのか。。。」ということすら感じているといえます。
なので「やりたい仕事だけで生きている。」という世界には該当するのかもしれません。
それでも「稼ぐ」と「やりたい仕事」の間には、バランスも必要だと感じています。
損益分岐点売上は意識したほうがいい
「好きな仕事だけをして生きていく。」という言葉は、その通りなのでしょう。
とはいっても「好きな仕事と損益分岐点を超える売上。」を天秤にかけるのであれば、まずは損益分岐点売上を達成することに力を注ぐべきかなぁと。
お金を稼ぐということができている「アフターお金持ち。」の状態のひとからすると、
「好きな仕事だけで生きていかなきゃ、時間はすぐになくなるよ。。。」ということを言いたくなるものなのかもしれません。
そして、そのような言葉の方が世の中には受け入れられやすいのでしょう。
それでも、お金がなければ心は荒むものですし、家族がいる場合には「稼ぐ。」という必要もあるものです。
なので、独立をすることを考えているのであれば「お金を稼ぐ。」という意識はやはり必要なのかなぁと。
税理士業でいえば「お客さまの話に耳を傾ける。」といった基本的な社会人としてのスキルも必要だといえますし、
「財政状況に応じて会計入力(記帳代行)を請け負う。」ということも必要だと思うのです。
たしかに「仕事を安く受けすぎると、後々苦労する。。。」などとよく言われることですが、
「値決めが経営。」だと認識できれば、値上げということも適宜行なっていくこともできるものです。
わたしも独立して以降、適宜料金を見直し、値上げ交渉といったものも躊躇せずに行なっているともいえます。
それによって売上を失うことがあるなら、また営業をして新しい売上をつくっていけばいいのです。
それこそ、浮いた時間を「稼ぐための研究。」として取れるものですし。
だからこそ「やりたい仕事をやるために稼がなくてもいい。」というような話の場合には注意をすべきなのかもしれません。
まとめ
ひとまず「稼ぐ。」を狙う。
「その後に時間とのバランスを図る。」ということの順番は、間違えないほうがいいのかなぁと。
【おわりに】
YouTubeをやっているからといっても「公開後1週間でPVが100回以上」ということはあまりなく。
たまに数日で100回以上になっていたりすると、
「低評価が付いていそう(低評価を貰うことはそうないのですが)。。。」とダッシュボードを見るのが怖くなるということも。。。
【一日一新】
ザ ブッフェ 包包點心