「経理を外注する。」
という「丸投げ」をしていると、事業の本当の状態に気がつかなくなります。
経理は手間でもじぶんでやる
「あぁ、経理をやるのは苦痛だなぁ。」
ということを、事業を営んでいると考えることもあるかもしれません。
たしかに世の中には、
経理代行業者や税理士事務所に「経理を丸投げする。」という選択肢はあるものです。
そして「社長は本業に集中し、経理はプロに任せるべきだ。」というようなキャッチフレーズもあります。
とはいっても、じぶんで経理をやらない限りは、じぶんの事業を理解するのは難しいといえるでしょう。
また、じぶんの事業のなかで、
「経理は本業ではない。」ということを考えていると、簡単にひとに騙されてしまうこともあるものです。
だからこそ、経理は社長であるじぶんがやるべきだといえます。
経理を丸投げするのはやめるべき理由3選
それでは、経理を丸投げするのはやめたほうがいいという理由を挙げていきます。
経理を丸投げした先がテキトーに経理をしているから
「じぶんは税理士事務所に経理を依頼しているから安心だ。」
というようなことを、経理を依頼している場合には感じることもあるでしょう。
たしかに、税理士事務所や経理代行業者というのは、一定の水準を保ち経理業務を行ってくれるともいえます。
とはいっても「税理士事務所などが請け負う経理というのは、所詮は他人ごと。」として経理業務を行っているものです。
また「じぶんは、優秀な税理士に経理を任せているから大丈夫。」
などと考えていたとしても、その税理士事務所で実際の経理業務を行うのは、
「税理士資格を持っていない無資格の従業員。」だといえます。
すると、従業員の出入りの多い税理士事務所の場合には、
担当が頻繁に変わり「経理業務の水準はまちまち。」になってしまうこともあります。
「どうせ来月退職するから、適当にこの仕事をしていこうかなぁ。」
というように、 本気で経理をやってくれないこともあるものです。
特に、経理を丸投げで受けているような経理代行業者や税理士事務所は、
「その業務の質はあまり高くはない。」
といえるので「丸投げをするメリットよりもデメリットのほうが多い。」という状態になるといえるでしょう。
銀行融資の対応ができないから
「事業をはじめたときから経理は丸投げしている。」
などというような場合には、
「経理に関する知識が全くない。」という状態で事業を営んでいることもあるでしょう。
「経理を全く行ったことないけど、いままで問題に感じることは特になかった。」
という場合もあるかもしれません。
しかし、事業を強化するために銀行融資を受けようとする際には、
「銀行員とまともに話すために経理をベースにした知識が必要となる。」といえます。
たとえば、銀行員から、
「この科目の内容は何ですか。」というような質問されたときに、
「えっ。 何を言ってるのか全くわからない。。。」などという反応をしてしまうと銀行員は、
「この社長は本気で事業をやっていないな。」などと考えてしまうもの。
その結果「希望金額通りの融資を受けることは難しくなる。」 ということもあるものです。
また「今期の原価率が上がった理由は何ですか。」 というような質問を銀行員から受けた際に、
「んっ。原価率が上がっている。。。」
「原価率は実際には下がっているはずだぞっ。」
などというように、
「じぶんの感覚とは違う決算書が出来上がっている。」ということも、経理を丸投げしていると起こり得るといえるでしょう。
銀行融資を受ける際のポイントのひとつは、社長であるじぶん自身が銀行員に対して、
「じぶんの事業を数字の観点や業務内容の観点から説明ができること。」が求められているといえます。
それにも関わらず「経理を丸投げしているから、経理の内容が全くわからない。」というような状態だと、
銀行とまともに取引をするのが難しくなり、事業のチャンスを逃してしまうといえますから。
税金対策の知識がつかないから
事業を営んでいると、
「今期は利益がかなり出たから節税するかなぁ。」と考えることもあるでしょう。
その際に「知り合いが勧めていた、あの節税方法をやってみよう。」という場合もあるかもしれません。
とはいっても、経理を行っていないと「正しい節税」の意味というものはわからないでしょう。
税金対策のために行う「節税」というのは多くの場合、お金を使うものだといえます。
そして「お金を使った金額分だけ税金が安くなる。」ということは、ありえないことです。
また「事業を強化するために銀行融資を受けよう。」
と考えていたとしても「節税により利益が少ない状態、もしくは節税により赤字になっている状態。」
だと、このような会社には銀行は融資が実行しにくいものだといえます。
それが、じぶんで経理を行うことによって正しい税金の知識が身につき、
「いまは、利益が出ているけど節税はしない方がいい。」というような、見極めもできるようになるものです。
しかし「経理を理解せずに、経理を丸投げしている。」と、
「ひとに勧められるがままに節税にお金を使ってしまい、事業が行き詰まってしまった。」
ということも起こり得えますから。
まとめ
「経理を丸投げしたら楽だった。」ということは、あるものでしょう。
とはいっても、じぶんで経理をしていないと、
「こんなはずじゃなかった。。。」ということにもなりかねません。
なので「経理は事業の根幹。」と考えて、じぶんで経理を行なうべきです。
【おわりに】
バチェラー4。
やっぱりおもしろいなぁと。
ただ、気に入っている女性が選ばれないのは悲しい。。。
【一日一新】
マクドナルド ボロネーゼグラコロ
