「銀行員に資金需要の時期をどこまで伝えるべきなのか。」と考えることもあるかもしれません。
資金需要を見込む時期をあらかじめ把握しているのであれば、すぐにでも銀行員に伝えていくべきです。
銀行は融資実行予定額について支店ごとに進捗管理をしている
銀行で企業への融資をメインとして行なっている銀行員たちは、
「こんな朝早くからやらなくても。。。」などと考えながら、毎朝ミーティングで融資案件の進捗状況というのを共有しています。
その融資案件の進捗状況のなかには、
「半年程度先までの各担当先の融資実行予定額。」という情報を管理していくことがあります。
そして「その銀行の融資実行予定額にじぶんの会社が含まれている。」ということは大切なことだといえます。
融資実行予定額表に会社名と実行予定額が載っているだけで、
「もうすでに融資を実行することになっている。」というような考えになる支店長も少なくないものです。
なぜなら、支店長というのは「支店長会議で支店の融資実行予定額を報告する。」という機会があり、
「支店長会議で報告したからには、この案件は必ず実行しなければならない。」という考えになることもあるからになります。
銀行員は資金需要の時期を予め教えて欲しいと考えている
銀行員というのは、各担当者ごとに「融資案件の目標額」というのが定められているので、
その目標額の達成イメージが出来ていた方が働きやすくなるといえます。
「今月はいくら実行して、来月はいくら実行ができそうだなぁ。」
ということがわかっていると、心穏やかに銀行員生活が送れるものです。
なので、事業者の方から「3ヶ月後に資金需要があるからよろしく。」
などというような情報をもらえるのは、ありがたいことだといえます。
「銀行員に融資をして欲しいというと、銀行は融資をしてくれない。」
というような話もありますが、少なくとも資金需要については前もって伝えるべきです。
銀行員というのは「融資を実行することで評価が得られる。」ということになるので、
「資金需要があるならガンガン教えて欲しい。」 と考えているといえます。
また、あらかじめ資金需要を教えてもらっていると、
「この融資案件を他の銀行に取られないようにしよう。」
という考えになり、積極的に銀行員から必要書類などの情報を教えてもらえることもあるでしょう。
そして、あらかじめ資金需要がわかっていることで融資実行予定額表にその案件が記入されることになり、支店で共有することになります。
というように、銀行というのは資金需要を先に把握することで「その融資案件に関して前傾姿勢になる。」ということがあるといえます。
資金需要の時期は決算報告や月次決算報告で伝えるといい
「銀行員には、資金需要の時期がわかっているのであれば、あらかじめ伝えておいた方がいい。」
とはいっても、
「どのようなタイミングで銀行員に資金需要を伝えればいいのかわからない。」
というようなこともあるでしょう。
銀行員の感覚とすれば、
「資金需要の見込みの時期がわかっているのであれば、いつでも教えて欲しい。」ということもあるものです。
なので「2ヶ月後に資金需要がありそうだ。」ということが判明した場合には、その判明したときに銀行員に伝えていくと良いといえるでしょう。
ただ「銀行員が訪問してくるのを待っていたり、銀行員に来てもらうことは難しい。」
と考えている方もいるかもしれません。
そうであれば、決算報告や月次決算報告を行うタイミングで資金需要について伝えていきましょう。
銀行員というのは、事業者の方が思っている以上に「会社の数字を把握できる機会というのは少ない」ものです。
すると、会社の現状の数字を見せながら未来の資金需要を伝えるというのは、銀行員としてもありがたい機会だといえます。
まとめ
銀行というのは「ある程度スケジュールに則って動いている。」といえる部分があります。
そして融資の実行というのも、ある程度のスケジュールが組み込まれているといえます。
なので「じぶんの事業の資金需要が、その銀行の融資のスケジュールに組み込まれる。」ように、
あらかじめ資金需要がある時期を銀行員に伝えるようにしましょう。
その資金需要に関しては、書類一枚でいいので銀行員に紙で渡すことも必要になります。
そうすれば銀行員も忘れないといえるでしょうから。
【おわりに】
「テスラのEVカーは、サスティナルブルだからこれから流行っていく。」
という言葉には違和感があります。
たぶん、テスラやグーグルが狙っているのは「EVカーであること。」ではなく、
「全自動運転車のプラットフォームを握ること。」なのではないかなぁと。
ネットの討論番組を観ていてそんなことを感じました。。。
【一日一新】
兼六園