事業を行うと、その事業の運営にかかわった支出は経費となります。
経費にするには、領収書などの書類が必要
売上を上げるための仕入れ代金。
売上を上げるための広告代金。
事業上の経費というのは、売上にかかわる支出が経費となります。
このとき、経費の証拠書類として、領収書やレシートなどの書類の保管が必要になります。
領収書があるから、すべて経費になるわけではない
領収書などの書類があっても、事業の売上を上げるために必要な支出でなければ、その支出は経費にはなりません。
では、架空の領収書で売上に関係のあるものを作れば、それは経費になるのでしょうか。
当然、経費としては認められないです。
最近は、パソコン等を使いかなり精巧な領収書も作成することが出来るようになっています。
その領収書類だけを見ても、偽物の領収書だと気付くのは税務署の調査官でも難しいでしょう。
しかし、その領収書の中身を見ればその領収書は偽物だとわかってしまいます。
たとえば、決算間際になって今まで取引がなかった会社名の領収書。
手書きの領収書などで、金額や日付に書き足した印象のある領収書。
領収書がないと、実際にあった取引でも経費として認められません。
だからといって、領収書さえあれば経費になるというものではありません。
【おわりに】
不正を見抜くプロという方々は、常に情報を収集して知識を高めています。
民間は資料を廃棄してしまうと、全てが認められないということもありますので、書類は必ず取っておくと共に、不正なことはやめましょう。
【一日一新】
伊藤園 青汁
