銀行員時代には「夏のさぼり思ひで」もあったものでした。。。

真夏でもスーツをフル装備だった
銀行員だった、あの頃。
まだ、真夏でも「ジェケット・ネクタイ着用。」といったフル装備で仕事をしていたといえます。
「ジェケット・ネクタイスタイルでなければ威厳が保てない。」といったようなことを聞いたような時代だったといえるかもしれません。
ただ、暑かった。
「いまほど暑かったの。。。」とも言われるかもしれませんが、2000年代後半頃も同じように暑かったものです。
「フルにスーツを着ていると、スーツが汗でへばりつく。」などという感覚も強かったものでした。
そんな真夏でもスーツをフル装備することに「生産的とはいえない風習だよなぁ。。。」と嫌悪感を持っていたといえます。
だからか、支店を飛び出したらジェケットを脱いでスーパーカブのかごの中に入れていたものですし、
「クールビズなんです。」と、ジェケットを脱いで取引先を回ったりもしていたものです。
なので「見ているだけで暑くなるからジャケットを脱ぎなよ。」と言ってくれる社長には恩義を感じていたともいえます。
多摩川でガリガリ君をたべる
融資担当の銀行員として駆け出しの頃は、上司に付いて回ることも少なくなかったものでした。
そんな上司に随行するときには移動が車となったので、スーパーカブと比べると涼しさを感じたものです。
「やっぱり、移動は車だよなぁ。。。」などと、スズキのアルトを運転しながら感じていたといえます。
座高の高さが原因なのか頭を天井にぶつけながら。。。
その上司に付いて回るなかでも、
ある上司と外回りをする際には「ヤマグチ、多摩川に行こう。」などと多摩川の土手に行くこともあったものでした。
多摩川の土手に行く際には、コンビニで買ったガリガリ君を2人で食べていたのです。
「銀行員は労働時間が長いから、こういう時間も必要なんだ。」と、ガリガリ君を食べながら夏の多摩川を眺めては社会人の矜持を受けていたといえます。。。
「こんなことをしていていいのだろうか。。。」とも感じる真面目な性格ではなかったので、
「そうか、こうやってさぼってもいいんだ。」などと、仕事のさぼり方を奢ってもらったガリガリ君を食べながら感じていたといえるかもしれません。
自販機がオアシスだった
銀行員時代に心に穴が空く瞬間があったとするならば、
「新規開拓に行った際に、めちゃくちゃ無下に扱われる。」といったときだったといえます。
「今日の飛び込み営業は全く手応えがないや。。。」などと、セミの鳴き声を聞きながら考えていたのです。
そんな心に穴が空いた際には、
「自販機でアクエリアスを買ってスーパーカブに跨って飲む。」といったことをしていたものです。
「都知事が自販機なんてなくせ。なんて言ってるけど、外回り仕事をしている人間からするとここはオアシスだよ。」と透き通るような空を見ながら感じていたといえます。
また、当たりが出る自販機に行っては「運チャレンジ」をひとりでしていたものでした。
見事に当たったりすると、
「暑いけど、そんな今日も悪くない日だった。。。」などと詩人になったような感覚で自販機と向き合っていたといえます。
まとめ
真夏のスーパーカブは、全然爽快な気分になる乗り物ではなかったなぁとも。。。
【おわりに】
「女の子には、髪を梳かすクシが何本も必要なんだ。」と娘に力説されたりするという。。。
だからか、いままでも何本もクシを買わされていますし、今日もコストコで買わされちゃいました。
ホントにそんな必要なものなのかなぁと。。。
【一日一新】
赤こんにゃく