「事業計画書をプロに作成代行してもらおう。」といったことは避けるべきだといえます。
事業計画書をつくっているなら銀行へ説明を
「事業計画書を毎期作成して行動指針にしている。」という社長も少なくないものでしょう。
そのような会社は、銀行へ対しての決算報告の際に事業計画書を提示して、その内容について銀行員に説明をしていったほうがいいといえます。
「担当の銀行員も支店長もうちの会社についてよく知っている。」
「事業のストロングポイントもウィークポイントも理解しているはず。」
「いまさら事業内容について銀行員に説明しても。。。」と思っていても、銀行員は意外に事業内容や会社のストロングポイントを理解していないからです。
それとともに「担当先の会社の未来」となる事業計画を把握している場合も少ないといえます。
「わかるのは決算書をベースにした過去の実績だけ。」だとも銀行員は感じているのです。
なぜなら「事業計画書をベースに銀行員へ決算報告をしている。」という会社は、圧倒的に少数派だといえるからです。
だからこそ「事業計画書というのは銀行にも説明をしていき、つくったからには実現していかなければならないもの。」と考えて活用していったほうがいいといえます。
銀行員は意外に事業計画書をつくる
「事業計画書を銀行員に見せてくてる会社は少数派。」だといえるものです。
だからか「事業計画書はありますか。」といった銀行員からの質問で銀行員はこう考えているといえるかもしれません。
「おそらく、作成していないんだろうなぁ。。。」と。
なので「銀行員が担当先の会社の事業計画書をつくる。」ということが意外にあったりするのです。
「なぜ銀行員がつくるの。。。」といえば、そうしなければ融資稟議書が通らない場合もあるから。。。
「本当は社長につくってもらいたいけど、厳しそうだからヒアリングした情報をベースにつくるかぁ。」といったように。
などということは、広く知られていることなのかもしれません。
だからか「事業計画書を作成してほしい。。。」といった依頼がわたしにも折りに触れてあったりするといえます。
「元銀行員で税理士なんだから、ちょちょいのちょいでしょ。」といった印象なのでしょう。
事業計画はじぶんで立てるもの
たしかに、かつて銀行に勤めていたので「銀行員が欲しがる事業計画書」については明るいといえるかもしれません。
それこそ「それっぽいもの。」といった事業計画書はつくれるものです。
「あぁ、この会社の場合だと、銀行はこの情報をベースにした事業計画書がほしいんだろうなぁ。」ということはイメージできたりするといえます。
とはいっても、借り物の事業計画書を銀行に提出しても、じぶんの立場を悪くするだけなのです。
事業計画書を丸投げしてしまうと「融資が無事に受けられてよかった。。。」と、
銀行融資を受けられた時点ですべての目的が達成された安堵感から、社長はその事業計画書の内容を忘れてしまうものでしょう。
ただ、銀行というのは社長から預かった事業計画は「今後の与信管理に必要な重要資料。」として折に触れて検証していくといえます。
にも関わらず、社長の頭の中に社長が銀行へ提出した事業計画書の内容が入っていなかったら。
銀行員は不信感を増大させていくものです。
「あの事業計画書は何だったの。。。」といったように。
ましてや銀行融資というのは、そこそこの人間の目を通って実行されるものになるので、いちゃもんは様々な部署から飛んでくるのです。
「もう、あの会社には融資を実行するな。」などという方針にもなっていくといえます。
だからこそ「じぶんごと」と考えて、事業計画書は社長が主導して作成していくべきなのです。
事業計画書の作成を第三者に丸投げしてしまうと、
銀行員への説明もおぼつかないでしょうし、社長自身の事業計画のイメージと異なるものにもなってしまうといえます。
まとめ
事業計画書は日々の事業の中で見返しながら見直していき、事業の糧とすべきものなのです。
【おわりに】
M4 MacBook Airは噂通り、使用中でも2つの外部モニター（都合3モニター）に投影することができたという。
この状態でもNetflixが観ることができて、やったわぁと。
【一日一新】
名物ふたごと牛タン塩のW弁当
