うちの会社はなぜ銀行融資の金利が上がるのか

「なんでうちの会社が銀行融資を受ける際の金利は上がっちゃうの。。。」と感じることもあったりするかもしれません。


この景色は残して欲しい@神宮外苑のイチョウ並木。


市場金利が上がっている


「なんか最近、銀行融資の金利が上がっているんだよね。。。」というのが、銀行融資関係のお話をしているとあったりするといえます。

「うちの借入って変動金利だったんだね。。。」といったことも。

「なんで金利が上がっているのか。」といえば、日本銀行が政策金利を引き上げたからだといえます。

日本銀行が金利を引き上げることによって、

「銀行を始めとする日本の金融市場の金利は上昇していく仕組み。」なのです。

なので「日本銀行が金利を引き上げると銀行融資の金利も上がっていくもの。」と考えてもいいといえます。



うちの会社はなぜ銀行融資の金利が上がるのか


「日本銀行が金利を引き上げると銀行から受ける融資の金利も上がる。」といった金融市場の仕組み。

それとともに「うちの金利はなんで上がっていくの。」ということを挙げていきます。

決算書の内容がよくないから

銀行員が社長から決算書を預かり、その決算書を分析した結果のなかには、

「この会社には〇〇%で融資をすることが望ましい。」というガイドライン金利といった指標が含まれてくるといえます。

だからか「あぁ、このガイドライン金利邪魔だなぁ。。。」といったことを銀行員が思う場面もあったりするかもしれません。

「今月の融資ノルマを獲得するために、もう少し金利を下げた提案をしたいんだよね。」といったように。

などというのは、決算書の業績がいい会社に対してだといえます。

決算書の業績が悪い会社はガイドライン金利といった「融資を実行した際に取るべき金利」は上がっていくのです。

「赤字がもう何期も連続で続いている。」

「債務超過解消の見込みはない。」などというような決算書の場合には、

「次は〇〇%以下にするな。」といった銀行のシステムや銀行内部の指示によって金利は他の会社と比べても上がっていくことになるといえます。

1行取引を続けている会社だから

「義理、人情、プレゼント。」などと、観念的な部分を大切にして事業を営んでいく社長も少なくないものでしょう。

「やまちゃんも儲かって欲しいからさっ。」と言われると税理士業を営んでいるわたしも嬉しくなるものです。

「この社長のために。。。」とも考えるかもしれません。

そんな義理や人情を大切にしている社長は、

「銀行融資を受ける金融機関はここだけ。」と1行取引をしていたりもするものかもしれません。

「かつて経営危機の際に助けてもらった恩がある。」とも考えながら。

ただ、担当者が代わりゆく銀行とすると社長からの恩を感じていても、

1行取引の会社にはその恩を踏みにじるような会話が繰り広げられていたりもするものです。

「支店の融資平均金利を上げるために、1行取引の会社に対する金利を引き上げていけ。」といったような会話がおこなわれるといえます。

などというように、銀行融資を受けている銀行を1行だけにしていると金利は上がっていくといえるものです。

なぜなら、その融資を受ける会社の社長としても比較検討をする余地がないと銀行に足元を見られているからです。

なので「銀行融資というのは、最低でも2行以上の複数銀行と取引をしなければ、金利上昇局面においてさらに金利が上昇していく。」と考えたほうがいいといえます。

社長が金利に対して無頓着だから

地方銀行や信用金庫が取引をする会社のほとんどは、中小企業といわれる規模の会社だといえるものです。

そのような中小企業は「結局は社長がすべて。」といったような評価を銀行から受けているといえます。

なので「融資を受ける際の金利について社長がひと言も聞いてこない。」ということがあると銀行員としてはこう考えるのです。

「ここの社長は金利に対してのコメントをひと言も言わないということは、金利に関して無頓着なのか。。。」と。

すると「ちょっとだけ金利をふかっけてみよう。」とも銀行員は考えるものです。

それこそ「〇〇社で低金利の融資を実行したから、△△社の実行金利を引き上げて支店での帳尻を合わせよう。」

などと金利に対してうるさい社長の尻拭いを金利に対して無頓着な社長がさせられていたりもするといえます。

だからこそ、金利に対してのコメントとして銀行員に対して釘を刺すべきですし、

日本銀行の政策金利や日本銀行が毎月発表している銀行の融資実行金利の目安となる貸出平均約定金利は確認していきましょう。

「本当はもっと低金利で融資が受けられるはずなのに、尻拭い的に高金利の融資を受けている。」というのは避ける仕事も社長の役割だといえます。


まとめ


社長の行動によって、銀行融資の金利は変わっていくといえます。


【おわりに】

新型iPad miniをApple表参道へ受け取りに行ってきたのです。

その際に店員の方から「わたしもiPad mini6から買い替えようと考えているんですけど、進化を感じられないので迷っていて。。。」

「なんで買い替えたのか教えてもらえませんか。」と質問をされたりと。

なので、冗談交じりに「仕事で使うから経費になって税金対策になるんだよ。」と伝えたら、

「そんな世界があるんですか。。。」と若いひとを闇の世界に招待してしまったかも、なんて。。。


【一日一新】

たびレジ

特製ヨーグルトスカッシュ

NBOXでナビ男くん

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