「担当者として1から10までできるところ。」ということを意識して転職活動を行っていたものでした。
一生勤めようとは考えてはいけない
初めて勤めていた税理士事務所でランチの時間に税理士試験の勉強をしていたら、
「うちの事務所は資格手当がないから試験に受かっても意味はないんだよ。。。」というひと言をもらったことがあったものでした。
この言葉をもらったときには「だからなに。。。」というよりは「そういう発想もあるのかぁ。」とちょっとした驚きがあったといえます。
「何年もここに勤めていることを前提にこのひとは話しているのかもしれない。」と。。。
たしかに、このひと言を伝えて来たひとは当時40代。
そのときのわたしは20代。
まだ、人生における諦めの境地に立つどころかいまよりも燃えていたりもしたので、
「一生この税理士事務所に勤めるなんて、秒も考えたことはないんだけどなぁ。。。」と感じたものでした。
全部じぶんでやれるところ
などというように「どれだけこの税理士事務所に長く勤めるか。」といったことを税理士業界に転職してからは考えたことがなかったといえます。
頭の中にあったのは、
「ひと通りの仕事を独立するまでに経験することと試験に受かること(あと生活しているだけのちょっとの給与)。」といったものでした。
だからか「担当をひとりで持ってお客様のところに打ち合わせに行けるのですか。」といったことを転職するたびに質問をしていたといえます。
「独立を視野に入れているから、歯車になるのではなくお客様の近くで働きたい。」と考えながら。
そして、面接の場では、
「きみに担当を持たせると独立するときに持っていきそうだから。。。」などと、その場で不採用の通知を受けたりしたこともあったなぁと。
とはいっても「業歴〇〇年だけど、まだまだ経験値が。。。」と感じたくなかったので、なるべく全ての仕事を経験できる税理士事務所を探して働くことを意識していたといえます。
独立すると経験値は増える
「なるべく全部じぶんでできるところを。。。」といっても、
「まだ、じぶんは独立するタイミングではない。」と考えている方もいるものかもしれません。
わたしも独立するにあたっては「ひと通りは経験したけど、不安はめちゃくちゃある。」ということを考えていたものでした。
だからか「経験値的にまだ。。。」と考えたくなる気持ちはわかるものです。
たしかに「仕事を取ってくる。」ということをしなくてもいい独立前のほうが、仕事も溢れていて独立黎明期よりは経験値が増えていくともいえるかもしれません。
とはいっても、独立をすると「頼れるひとがいないし。。。」などと勤めているときよりも真剣味が増していくといえるものです。
それこそ勤めているときには「詳しい同僚にちょっと聞いて、あとはそのひとの言っていた通りにやる。」ということもあったりするものでしょう。
「手間だからじぶんでは調べなくていいかなぁ。。。」というように。
ただ、独立してじぶんでやってみると、
「ちゃんと理解できていないから一回きちんと勉強しよう。」といったことを考えるようになるともいえるものです。
「税理士会館のブックマート(本屋)に行って書籍でも買ってくるかなぁ(10%OFFだし)。」とも。。。
また「売上をつくるルート。」といった独立前にはできなかった経験も、独立をすると楽しみながら試行錯誤できるものです。
「ホントにHPから依頼があるのかぁ。」といったことも感じられるものかもしれません。
なので、独立前は「なるべく全部じぶんに任せてもらえる税理士事務所で働く。」ということを意識しつつ、
「独立したらもっと経験値は増える。」と考えて、できる限り早く独立ができるステージを目指してみるのがいいかもしれません。
まとめ
「できる限りの経験をする。」
ということを意識しつつ「独立をするとさらに経験値は増える。」と考えてみましょう。
【おわりに】
明日(2023年8月12日)から海外サッカーのイングランド・プレミアリーグが開幕するのです。
今期シーズンはU-NEXT経由のSPOTV NOWで観戦するスタイルでいこうかなぁと。
海外サッカーは「こんなに速いの。。。」と感じるくらいスピード感があるので、おすすめかもです。
【一日一新】
封筒カッター