「担当の銀行員から資料の提出を求められている。」といった場合には、速やかに対応すべきだといえます。
資料がないと融資申し込みすら忘れられてしまうことも
銀行員にとって融資案件を取り扱うことはメインイベントのひとつだといえるものです。
たとえば、投資信託や保険商品を売ることは楽しくなかったのですが、
「融資案件を取り扱っているときが一番やりがいがある。」と感じる銀行員というのは、きっと少なくないものでしょう。
だからか、融資の申込みを受けた際には「心が踊るような表情」がバレないように、冷静に融資実行までの必要資料やスケジュールを伝えていたものでした。
ただ、そんな「メインイベントだといえる融資の申込みを忘れてしまう。。。」ということも銀行員にはあったりするものだといえます。
「メインイベントなのに忘れちゃうのかよ。。。」と思われるかもしれませんが、銀行員というのは1日に会う人数が少なくはないのです。
ひとつの経験談として言うと、
「今日もまたコーヒーを2ケタ杯は飲んだなぁ。。。」ということをわりと頻繁に感じていたものでした。
それほど「コーヒーが出される場面に遭遇する。」ということもあったなぁと。
だからなのか「何社かの訪問をしている間に融資の申込みを受けたことをすっかり忘れてしまう。」ということが銀行員にはないともいえません。
それこそ、借入希望日までに余裕があればあるほど「忘れてしまう。。。」ということもあったりするものかもしれません。
なので、銀行員に対しては「融資の申込みを忘れたことに対してキレる。」というのではなく、A4一枚でいいので、
「資金使途や返済期間、希望金利、融資形態、借入希望日」などを書面にして渡すことで無用なトラブルが避けられるといえます。
銀行員に求められた資料はなるべく早めに提出しよう
「銀行員に資料を渡したとしても、結局見られないんでしょ。。。」といったことを感じるものかもしれません。
ただ、銀行員というのは夕方に支店に戻った際には、
「かばんの中身を全部出す。」ということをしなければならないので、さすがにその場面で気がつくものだといえます。
「そういえば、今日融資申し込みを受けたんだったなぁ」と。
なので「融資申し込みは書面にして依頼する。」というようなことを行えば、忘れ去られることはなくなるともいえます。
また、融資申し込みをした直後や融資案件が進んでいる際にも銀行員というのは資料を求めてくるものでしょう。
たとえば、決算書を渡していなければ「決算書などの業績が確認できる資料」は必ず求められるものです。
さらには、融資案件が進んでいった際にも、
「社長、やっぱり事業計画書もつくって持ってきてもらってもいいですか。」
といったように、当初は求められていなかった追加資料を提出する必要に迫られる場合もあったりするものかもしれません。
そして、そのような資料を貰えないと銀行員としては「融資稟議書が次のステージにいけない(回覧できない)。」ということもあったりするのです。
銀行融資は社長と銀行員のチームプレーで成功する
などというように、銀行員が社長に依頼をする資料というのは融資の実行にとって必要なものだから依頼をしているのです。
にも関わらず、銀行員から依頼を受けた資料を作成したり集めたりしなければ、
融資が借入希望日には間に合わなくなるといえますし、最悪の場合には融資が受けられなくなることもあったりするといえます。
「いまの担当は要求する資料が多くて困るんだよなぁ。。。」
といったことを感じる場合もあるかもしれませんが、銀行員が複数の資料を依頼するのは社長のためだといえるものです。
それこそ、会社にとって有利な条件となる融資を受けようとするほど要求する資料の種類も増えてくるものです。
なので、銀行員から資料提供の依頼があったり追加資料の依頼がある場合には、じぶんのためになると考えた行動を取るべきだといえます。
その資料が銀行員に届かなければ、最終的に不利益を被るのは社長自身です。
だからこそ「銀行融資は担当の銀行員に融資申し込みをしたらおしまい。」というものではなく、
融資が実行されるまで銀行員からの資料提供の依頼に応じるべきだといえます。
そして、新規の融資を受けることを考えていない時期であっても銀行員に求められた資料は速やかに提出していきましょう。
まとめ
銀行員が本気で支援したいと考える会社は、社長との連携がスムーズに取れる会社だといえるものです。
【おわりに】
ワールドカップの日本代表戦をリアルタイムで観ていたからか、睡眠の大切さを改めて感じています。。。
そして、弟の友人が1試合も出場しなかったのは心残りだったなぁと。
【一日一新】
東急百貨店のコモンフィールド