「できるだけひとに優しくありたい。」ということを日々考えているといえます。
とはいっても「税理士業を行うなかではこのようなひととは合わないかも。。。」という方もいたりするものです。
そんな「税理士のわたしと合わなそうなひと。」という方の特徴を3つほど挙げていこうかなぁと。
経営理念が好きなひと
「経営理念、行動規範、ビジョン、ミッション、クレド、パーパス。。。」
などというように、事業を営む上や生きるなかでこれらの指標が全く必要ないとは考えていません。
わたし自身も「やりたいことをやる。」ということをひとつの標語として生きるようにしているといえます。
とはいっても「やたらとひとに対して経営理念を尋ねてくるようなひと。」や、
「やたらと経営理念を語りたがるようなひと。」という方は苦手かなぁと。
たしかに「モノやサービスがすでに行き渡っている時代。」といったことや、
「正解がわからない時代。」などとも言われているので、じぶん自身や経営する組織の行動指標を定めたくなる必要はわかるものです。
それでも「どうとでも解釈できる抽象的な言葉。」と感じるような理念などには興味もないと感じてしまいます。
経営理念などを熱心に語るくらいなら、
「とにかく手数を緩めずにいまも未来も営業し続けなよ。。。」と思ってしまうのは、きっとわたしの性格の問題なのでしょう。
さらには、経理理念をコロコロ変えるような方であったりすると、
「そこに注力するのではなく現場に出て営業しなよ。。。」などということも感じてしまうといえます。
じぶんの事業よりも(株式投資などの)投資が好きなひと
大学時代に株式市場の郵政民営化バブルを経験したからか、
株式投資や外国為替、仮想通貨投資などがひとつの趣味だといえるくらい「お金の運用」といったものは好きだといえるかもしれません。
そして、有価証券報告書や会社四季報を読むことも好きだったりもします。
また、株式投資などは実際に「お金を使う。」としてみることで、
その投資先の業界やその会社の経営情報にも意識が向くので「視野も広がる」といった効果もあるといえるかもしれません。
とはいっても、最も運用利回りがいいのは「じぶんに資本投下する。」ということでしょう。
株式投資などの生涯運用益と税理士として独立した成果を比べたとしたら、
独立したことの方が圧倒的に運用益を生んでいるともいえます(単に株式投資がヘタだともいえますが)。。。
なので、じぶんの事業に対して向き合うことなく、
「この業界はもう終わりだよ。。。」などというような言葉を折に触れて発し、
「だからお金に働いて貰うべきなんだ。。。」というようなひとは苦手だといえるかなぁと。
たしかに「お金にも働いてもらう。」ということも必要かもしれませんし、時折信じられないようなバブルを経験することもあるものでしょう。
それでも「投資で勝ち続ける。」というのは簡単ではないといえるものです。
にもかかわらず「じぶんならイケる。」などと、事業以上に株式投資などに熱を入れすぎている方には違和感を覚えてしまいます。
それこそ「コロナ融資の一部を仮想通貨に投資してしまい銀行から非難されている。」などという方に出会うと、
「何やってるんすか。。。」と感じてしまうとも。
とっておきの節税を教えて欲しいというひと
税理士という立場にいるので、一般の方よりは税金関係には詳しいとはいえるのでしょう。
そして「適切な納税。」といったことは、お客さまに対応する際にも意識をしているものです。
ただ「お金を使わない節税はないのか。。。」といったことや、
「誰も知らない節税方法を教えてよ。。。」などと言われてしまうとテンションが下がってしまうといえます。
たしかに、税金の使われ方を見ていると「もう少し使い方を慎重に検討してほしい。。。」といったような気持ちになるものです。
また「税金や社会保険ってそこそこ負担感あるよなぁ。」といったことを感じたりもするといえます。
だからといっても「行動の基準が節税。」となってしまう方が夢想している、
「とっておきの節税。。。」というものをわたしは見つけることができないのです。
というよりも貨幣経済である以上、お金を使わない節税などというものは存在しないでしょう。
なので「適切な利益を出した上で税金を支払う。」といったマインドがないひとはやっぱり苦手かなぁと。
それこそ「とっておきの節税を。。。」などと言われると、
「もっと利益を出すことを考えようよ。。。」と感じてしまうといえます。。。
まとめ
合わないひとと距離を保てるのも独立後の世界です。
【おわりに】
某士業の方から、
「確定申告はじぶんがやるんですけどアドバイスを。。。」といったことや、
「相続登記はじぶんがやるから相続税申告を。。。」ということを言われるのも苦手かなぁと。。。
(それは違法行為なんじゃ。。。と)
【一日一新】
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