独立して事業を営んでいるなかで、
「売掛金の未回収」をしないようにしているからか督促は選択肢にないという話を。。。
督促をしても開き直られたら打てる手段は少ない
銀行員だった頃の仕事のひとつとして融資の返済が滞っている先に、
「返済があるまで毎日督促(主に電話)をする。」ということをしている時期があったものでした。
その際に感じたことのひとつが、
「あぁ、銀行って看板があっても開き直られると、もう何も対応ができないんだなぁ。」ということだったといえます。
また「明日、入金するから。。。」
「あれっ。口座に入ってなかったっけ。。。」
などというようなその場凌ぎの言葉などを言われた際にも「仕事が先に進まないよなぁ。」と感じていたなぁと。
たしかに「督促」をすると、ほとんどの方が支払いをしてくれるものです。
とはいっても「諦めの境地。」にいるような方には、打つ手はそれほどないと感じたものでした。
督促をしないメニューづくり
「督促をする。」と、誠実な対応をしてくれる方がほとんどだったといえます。
とはいっても、督促ほど疲労感の強い仕事もないかなぁと。
それこそ「税理士業界も意外に売掛金の未回収がある。」といえるのかもしれません。
「1年前の決算料が未回収なのに今年の決算も取り組む。。。」などというように。
また「未回収の売掛金の回収を諦める。」というような事務所もあったりも。
なので、独立して事業を行うなかでは「督促の仕事をする。」とならないようにしています。
たとえば、メニュー化している「スポットの仕事は先払い。」にしているので、未回収になることもありませんし。
「料金表から値引きする。」という裏メニューもないといえます。
「いくらですか。」などとリアルの場で聞かれる際にも、
「料金表がHPに載っていて先払いです。」などという言葉をキャッチフレーズのように伝えることもあったりします。
そして、料金を先に聞いてくるようなひとから「その後、依頼を受ける。」
ということがほとんどないのは「督促を避ける。」仕事ができているともいえるのでしょう。
決算料という名目もつくらない
手掛けた仕事に対して未回収となるのであれば、
「うざいと認識して貰えるくらい。。。」督促をしたほうがいいんだと思います。
ただ「ひっきりなしに連絡をして回収した。」といっても、その回収業務ほど心が荒む仕事はないかなぁと。
なので「料金を明示する。」といったことや、
「仕事の依頼があっても支払いがなければ、その依頼を忘れる。」などということを行なっていたりします。
また「今月は決算料を。。。」などというのもちょっとした手間なので、税務顧問の仕事には決算料という概念もつくらないようにしているものです。
そんな「料金を明示して先払い。」
ということを徹底していると未回収がなくなるといえますし、
「第六感に違和感を覚えた場合には顧問契約を結ばない。」ということも「督促」をしないためには必要だといえるのかもしれません。
まとめ
じぶんなりの督促をしない工夫をしていくべきかなぁと。
【おわりに】
ある会社から定期的に取材依頼が来るのです。
ただ「取材料1時間110万円で〇〇日までに入金したら対応します。」
と返答をしても返信がないので、督促をするまでもないという。。。
【一日一新】
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