「せっかく事業を始めたのに未来が見通せない。」
と感じているのであれば、じぶんで経理をやってみましょう。
「いま」から抜け出すためにとコンサルタントに頼っても難しい
「この先もいままで歩んできた道を進んでいいんだろうか。」
というように、事業を始めると迷うことも多いですよね。
そのようなときには、
「経験のあるコンサルタントにお知恵を拝借しよう。」ということを考えるかもしれません。
「精一杯やったけど壁にぶち当たっている。」
「本を読んでもいまいちピンとこない。」
というようなことを感じているのであれば、
「コンサルタントなどに導いてもらう。」ということも悪くはないでしょう。
とはいっても、コンサルタントに依頼をしても簡単には「いま」から抜け出すのは難しいといえます。
じぶんで経理をやると未来が見通せるようになる
事業を営んでいるなら、選択肢はなるべく多いほうがいいですよね。
むしろ「選択肢を多く持つ。」ということが、事業をうまく営むコツだといえるかもしれません。
なので「事業に行き詰まったらコンサルタントから学ぶことで選択肢を増やす。」ということも、ひとつの有効な選択肢だといえます。
とはいっても「じぶんのいまの状態。」をじぶん自身が理解していなければ、
コンサルタントなどに相談をしても、
「そもそもの相談事が間違っている。」という可能性も高くなってしまいます。
そのような「相談事」を間違えないための有効な方法が「じぶんで経理を行なう。」ということです。
経理をじぶんでやってみると、
「利益率の高い仕事だと思っていたら、お金が手に入るまでの入金サイトが長い仕事だった。」
「割引率が高くなるからと大量に仕入れていたら、売れない在庫になっていた。」
というようなことに、真剣に向き合うことになります。
じぶんで経理を行っていないと、
「黒字のはずなのになぜお金がないのか。」ということを理解もできないでしょう。
そして「割引率が高いから。」といっても、
「積み上がっている在庫はお金が死んでいるということ。」だと、気がつくこともできないといえます。
しかし、経理をやってみることでそのようなことを理解できるようになりますし、
「削ったほうがいい経費。」と「削るべきではない経費。」というものも実感できるようになります。
「電気をこまめに消すことが経費削減に繋がると思っていたけど、それほど経費は減っていなかった。」
「コンサルタントと定期的に打ち合わせしていたのに、数字は何も変わっていない。」
といったようなことは、経理を行なうことで「実感」として把握できるようになるでしょう。
なぜなら、経理を行なう効果というのは、
「未来への見通しが立てやすくなる。」ということだからです。
経理を行なうためには環境が大切
「未来を見通す効果がある経理。」
その経理をじぶんで行なうためには、やはり環境が大切だといえます。
「経理を楽しくするために、お気に入りのPCを買う。」
「経理を効率的に行なうために、なるべく「入力」はしない。」
などといったような環境をつくることは、経理を楽しくするために必要なことです。
入力をしないためには「紙よりもPCで行う。」必要がありますし、
「PDFよりはcsvやExcelを使う。」
「データ連携が得意なクラウド会計ソフトも使う。」
といったような「経理をやりたくなる環境。」をじぶんで整えていくべきです。
「経理をやるために環境を揃えるなんて無駄な経費。」
などといったようなことを考えていると、いつまで経っても未来を見通す力は付きません。
事業を営むうえで「悩まずに考える。」ことができるのは、経理をベースにした実績を認識することができるからです。
そのためには「お気に入りのガジェットで経理を行なう。」ということをしていきましょう。
「MacBookでドヤ顔の経理。」をしてみると、意外に経理にハマるかもしれませんよ。
まとめ
「未来が見通せないから誰かを頼ろう。」
という不安な気持ちになるのが、事業を営むということかもしれません。
それでも、まずはじぶんで経理をして「いまの状態」を把握することを行ったほうがいいです。
「いま」がわかるのが経理になりますし、
「いま」が理解できなければ誰に頼っても徒労に終わることもあるでしょうから。
【おわりに】
経済や政治の話をする機会というのは、日常ではほとんどなかったりします。
「女性だけの政党をつくり200人単位の立候補者を擁立する。」
「40代以下の政党をつくり200人単位の立候補者を擁立する。」
などといったような動きがあれば、もう少しオープンな世の中になるのかなぁと。。。
【一日一新】
アキラとあきら(ドラマ)