「目標を持って生きろ。」
なんて言葉がありますが、いま目標がないなら、ムリに目標なんて持たなくて大丈夫ですよ。
目標なんて持っていなくていい
「有名になりたい。」
「年商で〇〇億円達成したい。」
「だから、目標を持っているし、そこに向かって頑張っている。」
などという話を聞くと、「気合入っているなぁ。」とはおもいます。
だからといって、人生や事業に目標が必要なのかと聞かれれば、特になくても問題ないといえます。
たしかに、人生のステージによっては、
「ある目標に向かって邁進する。」ということは、必要なときもあるかもしれません。
たとえば、税理士になりたいのであれば、
「合格を目標に勉強を続ける。」
というように、目標をもって取り組むというのは大切なことだといえるでしょう。
ただ、「人生において目標は必要なのか。」というと、必ずしもそうではないと考えています。
なぜなら、「目標」としていたことが日々変わることもありますし、
「そもそも人生に答えなんてないんだから、そのときのやりたいことをやっていく。」
というスタンスの方が、気持ちよく過ごせるからです。
経営理念なんてなくてもいい
以前、「経営理念があったら教えてください。」ということ聞かれたことがあります。
そのときに「経営理念なんて必要なのでしょうか。」
というニュアンスのことを伝えたら、ちょっと変な空気になってしまいました。。。
たしかに、崇高な本などを読むと「経営理念やクレドを持つことの大切さ。」といったことが、説かれていたりしますよね。
また、「グランドデザインとビジョンやミッション違い。」
「戦術と戦略の違い。」
これらについて説明してほしいといわれれば、一応それっぽいことを言うことはできますし、税理士だからか、
「あぁ〜、そういうことだったんですね。」
と、ひとまず納得をしてもらうこともあります。。。
とはいっても、このような崇高だと感じる考えをいちいち持っていなくても、生きていくには困らないものです。
経営理念の作成に時間をかけるくらいなら、
「決めたことをひとまず続けていく。」ということのほうが、効果があることではないかなぁと。
そもそも、理念を持っていて、それに忠実に行動している人って、どのくらいいるのでしょうか(結構いるんですかね)。
小さな新しいことをやってみる
「ビジョンや目標、そして夢。」
そのようなことを意識し過ぎると、かえって生きづらさを感じるということもありますよね。
なので、ムリに目標なんてものは持たなくても大丈夫です。
「目標を持たなければならない。」
と思っていても、そもそも答えなんてあるとは限りません。
「目標を」と考えてしまうならば、ひとまずちょっとだけ昨日と違うことをやってみる。
ということのほうが、学べることも多かったりします。
たとえば、「本当はコカコーラが飲みたいけど、三ツ矢サイダーの新しい味が発売されていたから、そっちを飲んでみる。」
「毎回、同じ場所に行くのではなく、場所を変えてみる。」
というように、ちょっとずつ昨日までと違うことをしていれば、「目標」なんて持たなくても、
「なんか、いままでと違ったじぶんになれたような気がする。」
というようなことを、感じることができるのではないでしょうか。
まとめ
「目標に向かって邁進している。」
ということが必要な時期もあるでしょうし、やらなければならないこともあるでしょう。
だからといって、毎日肩肘張って生きていかなくてもいいのではないかなぁとおもっています。
ムリして押しつぶされるくらいなら、「目標」なんて考え方は捨てていいのではないかなぁと。
【おわりに】
雨の日に運転をしていて、次の日に車を見るとやっぱりかなり汚れていたりしますよね。
洗車のタイミングって難しいです。
洗車しても、次の日に雨が降ってしまったら「せっかく洗車をしたのに。」と悲しい気持ちになりますし。。。
【一日一新】
ある人とカフェでモーニング