初めての業界で働くなら、なるべく短期間で一通り経験できるところがおすすめです。
ひとまず、一通り経験できるところで働く
その業界で初めて働くとき。
何がその業界の収益になり、何がその業界の常識になっているのかということは、まだ分からないことが多いです。
ましてや初めて働くときには、じぶんに何が合っているのかも分からない。
そうすると、あまりにも何かに特化し過ぎているところでは働かない方がいいです。
たとえば税理士事務所だと、会計入力はやるけど、お客様との打ち合わせには行かない。
打ち合わせには行くけど、会計入力はやらない。
個人事業者はやるけど、法人はやらないなどなど。
業務が分業されていたり、中途半端に特化しているところだと、その仕事全体の流れが分からないままになってしまいます。
まず、最初にある業界で働くならば幅広く経験できるところがいいです。
何が向いているか分からないから、始めは業界の内部構造や、仕事の全体像の把握に努めるべきです。
合わなければ転職してもいい
新卒採用で、よほどの企業に就職した場合には、一生その会社で勤め上げようと考えて働いているかもしれません。
しかし、多くの場合は転職をすることもありえます。
むしろ合わないのにずっと同じ組織にいても、無駄に辛いだけです。
転職をする前は、転職ということがかなりハードルが高いものですが、転職をしてしまえばそうでもないです。
わたしも初めて勤めた税理士事務所は、肌に合いませんでした。
ただ、何が肌に合っていないのかその当時の自分には、うまく言語化できていませんでした。
仕事の内容も、中途半端に特化していて、組織全体のコミュニケーションも希薄なもので、また職員のモチベーションも決して高いものではありませんでした。
そのような組織に長くいて、変にその組織に染まりたくないと考えていたの転職を検討したのです。
ひとまずカレンダーが一周したら、他の税理士事務所に転職をしようと考えていました。
そんな、わたしの転機も最初の税理士事務所から転職をしたところからです。
合わないなと思っていても、長くその組織にいても不健康になるだけです。
特にわたしのように起業するために、税理士業界に入ったのにつまらない組織の処世術を身につけても仕方がないと思っていました。
合わないと感じているのであれば、あまり時間を無駄にはしないようにすることがおすすめです。
起業を視野に入れて働いてもいい
よほどのお金持ちでなければ、何かしらの手段でお金を稼がなければ生きていくことはできません。
その際には、一生その組織で働く。一生その業界で働くと言ったようなことは考える必要はありません。
これからの働き方は、スポーツ選手のような働き方が増えていくはずです。
求められるところで、求められる力を発揮する。
プロジェクトごとに集まり、プロジェクトが完了したら、離合集散していく。
転職というよりも移籍をするというイメージになる。
移籍をする際には、何ができて何ができていないのかを新しい組織で示す必要があります。
その際には、何かのスキルが必要になります。
その初めの段階として、初めてある業界で働くのであれば、一通りの経験ができるところで働くことがおすすめです。
そして、じぶんのスキルに応じて移籍をしていく。
その後の過程で何かに特化していっても、決して遅くはありません。
そして、じぶんでチームをチームを作るなり、フリーランスになるなりの起業をしてもいいのです。
【おわりに】
ヨーロッパサッカーのカレンダーが、終了しましたね。
いまの強いチームというのは、ハイラインで攻撃時も守備時も本当によく走るなという印象です。
あれだけの運動量でも、ゴール前ではあの冷静さを保てる。
そこに一流の証を感じます。
年々レベルが高くなっているので、サッカーは観ていて飽きません。
【一日一新】
スシロー特ネタ大トロ