組織の評価は、従業員数で決まるわけではない

従業員を何人雇っていますか。

経営をしていると、よく質問される事項であると思います。



何人雇っていると、勝ち組なるのか


授業員を何人雇っていると、評価されるのでしょうか。

1万人の従業員数、100人雇っている、20人、5人。自分ひとりでやっている。

従業員を雇っていないと、従業員数の多い企業経営者に負けた感じがある。

起業をしたころは、支社を何社も出し、従業員数も多く雇う、それが一つの経営目標だった方もいると思います。

でも、起業したあと実際には従業員数は20人ほどで、地元の経営者会合にでれば一目置かれる組織をつくったが、何か充実感を得られない。

しかも、従業員側はいつでも辞めたいと思っていたり、競合他社との明確な競争優位性を持っているわけではない組織になっている。

起業した価値がどこにあったのか。その様な感覚になることも多いでしょう。

なかには自分が遊ぶために、稼げるけど手間のかかるような仕事を、従業員にやらせるといった感覚で雇ういうということもあるとは思いますが。


企業の価値は、何人雇っているのかではない


20数人の企業だと、むしろ、個性のあるひとり企業に負けている感すらある。

そんなことがよくあるのではないでしょうか。

どんな大企業も、一人のカリスマに支えられていることが多いです。Amazonのジェフ・ベゾス氏、Softbank孫正義氏しかり。

そんなカリスマが、数万人規模の従業員と革新性をもって経営をしているときに、従業員数20人程度の企業がどこが勝てるのかを検証してみましょう。

そういった企業だと、人材の質も決して高くはないということも多いと思います。

もし仮に、質の高い従業員がいたとしても、そんなに長い期間勤めることなく辞めてしまう。

それでいて、従業員からは、あれは嫌だ、これは嫌だと社内に抵抗勢力があるといった状態もあります。


ひとりでやるということも、選択肢としてはあり


ひとり企業として経営していき、必要に応じて社外の人と協力をして事業を進めていく。

このようなことも選択肢としては、十分にありだと思います。

スポーツ選手がいい例で、自分自身はフォワードとして一定の評価を得ている選手。自分を必要としていくれるチームに加入し、勝利を目指す。

そのプロジェクトが終了すると、また別のチームで仕事をする。

決して、スポーツの世界だけの話ではないです。

世の中に対しての競争優位性がなければ、何人の組織でも生き残りは難しいでしょう。

その競争優位性を発揮するためには、従業員数は重要な要素にはなりません。

何が提供できるのか。それを誰とやるのか。

そこに事業の価値があると言えるでしょう。

企業の従業員数は、10人未満の企業が大半を占めています。

必要な従業員数は、業態により異なると思いますが、従業員数を経営の目標にすべきではないです。

自分ひとりだけでも十分に活躍できます。


【おわりに】

アーセナルは、試合内容は良くなってきましたが、点が入る予感がいまいちしないのが悲しいです。


【一日一新】

マクドナルド チキンナゲット15個

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