売上〇〇円、支店数〇〇。東証一部上場。〇〇で日本一。こういった響きは事業をしていると憧れますよね。
事業を経営していくと、規模を拡大していくことが大事だということを聞きます。
規模が大きくなれば、「大きすぎて潰せない」と言われ、いざという時に国が税金を投入して助けてくれることがあるのも事実です。
この規模というのは、無理して大きくしようとして大きくするというよりも、自らの市場のお客様に求められ、結果的に事業の規模が大きくなったということであれば問題ないと思います。
しかし、無理やり事業を大きくしようとして中途半端な規模になり、色々な不具合が組織に生じるということがほとんどではないでしょうか。
売上だけが全てではないということも考慮すべき
事業を拡大をしようと、売上だけを追いすぎて疲弊してしまっては、何の為に売上を拡大しようとしているのか、分からなくなることが、あるかもしれません。
仕事の為に人生を生きているのか。生きるということが、人生の中の一部としての仕事なのか、仕事のための人生なのかわからなくなってしまいます。
人生を楽しむために、仕事を事業を起こすことが重要で、仕事のためだけに人生を生きていると、仕事しかない人生にもなってしまします(当然それでいいのであれば問題ありません)。
差別化や個性とは何なのか
事業をする上で、個性や差別化を図ることが重要だと言われます。この個性や差別化とは、何なのでしょうか。
自らが個性や差別化だと思っていても、お客様としてはそれは、個性でも差別化でもないということが、ほとんどかもしれません。
成長と拡大を追いすぎるのではなく、自らの事業を行う市場を分析して、しっかりと利益を取り、人生を豊かにする時間を有効に使うという視点も事業には必要になります。
特に個人商店に近い形での、事業経営は成長と拡大だけを目指すのは間違いであり、どこに自らの市場があるのかを徹底的に分析し、細々とでも永く事業を営むという視点も、意識する必要があります。
圧倒的に強い部分を、売上だけではなく、他の部分で持てれば、それがその事業の強みとなるはずです。
【おわりに】
スカイツリーは、まだ登ったはありませんが、スカイツリーが見える場所に行くとテンションがあります!
【一日一新】
リプトン クリームブリュレ ミルクティー