「聞いてるだけじゃ忘れちゃうから、メモを取ったほうがいいよ。」
その通りなのですが、もう手書きでメモを取る時代ではないと考えています。
手書きのメモは紛失することがある
新しいことを始めるときや、覚えておかなければならないことがあるときには、メモをとりますよね。
メモを取っておくことで、時間が経っても思い出せることが多くあるため、メモはなるべく取るべきです。
ただ、そのメモをするのに、紙に書くということはやめておいたほうがいいです。
「紙に書いたほうが覚えられる。」
とよく言われることですが、紙に書いているとその紙をなくすということが多くあります。
せっかく取ったメモを、「あのメモ書きどこにいったっけ。」と探すこともありますし、
「あのメモ帳を持って来ていなかった。」ということもあるでしょう。
メモはすることよりも、メモに書いたことを次に活かすということが大切なこと。
これが、紙に書いていると必要なときに「あのメモ書きがなかった」となり、メモを取った意味がなくなってしまいます。
また、左利きは紙に書くと手が汚れるということもあるので、より紙に書くということはやめるべきです。。。
手書きじゃなくてもメモはできる
「手書きじゃなければ、メモをした効果がない。」
と言われる方もいますが、メモはすることが目的ではなく、そのメモを見返して次に繋げるために取るものです。
そんなメモを、手書きするのはやめましょう。
たとえば、仕事中やPCを使っている最中は、Evernoteを常に開いていて、何かあるごとにEvernoteにメモを入力することにしています。
Evernoteにメモを取っているからこそ、お客様との打ち合わせの最中でも、前回の打ち合わせの内容や今回の打ち合わせで伝えたいことも、すぐに確認しながら行えます。
また、重要な書類のチェックなども、紙に印刷してメモをするという必要もありません。
税理士業の申告書作成業務に関しても、「紙に印刷をしてメモをする」ということは一切していません。
申告書類をPDFにして、Dropbox経由でiPadで確認しながらにメモをしていくことで、
「紙に印刷してチェックし、メモをする」ということよりも、遥かに効率的にできます。
EvernoteやiPadを使うことで、紙にメモをしなくてよくなり、頻繁にそのメモに加筆修正ができるようになったというメリットもあります。
音声でもメモは取れる
メモを取るといっても、そもそも書く必要もありません。
このブログを書き続けるためには、メモを多く取る必要があります。
メモは「わざわざ入力する」ということはあまりなく、音声入力でメモをするということが多いです。
その音声入力は、EvernoteやGoogleドキュメントで行なっています。
ブログネタに関しては、車の運転中に浮かぶことも多いので、Evernoteを音声入力にして「しゃべる」ということでメモをしています。
車の運転中は、なぜかアイデアが出てくることが多いのですが、そんなときに音声入力ができるというのは便利なことです。
音声入力といっても、Evernoteアプリを立ち上げたら「右下のマイクのマークをタッチする」だけでできてしまいます。
また、ブログの下書きなどの長い文章は、Googleドキュメントに音声入力をすることが多いです。
PCなどで入力していると、タイピングの速度などによって、
「この先何を書こうとしていたんだっけ。」
と忘れることもありますが、音声入力だと喋っていけばいいので、かなり早く下書き文章が出来上がっていきます。
まとめ
メモはなるべく取っておいたほうが、人生の価値が上がるといえます。
そして、メモは見返して次に繋げることが大切です。
そんなときに、「あのメモどこ行ったんだっけ。」といったことがあると、メモを取った意味がなくなってしまいます。
だからこそ、メモは手書きではなくデジタルにしていきましょう。
手書きをやめることで、いつでもどこでもメモができる状態をつくれて、そのメモを次に活かすことができるようになります。
【おわりに】
音声入力の精度は、かなり高くなっていると感じます。
ただ、わたしの場合どうしても「簿記論」という言葉を、認識してくれないといったこともあります。
これは、「滑舌が悪いということもあるんだろうなぁ」と、楽しみながら音声入力を行なっています。
財務諸表論と簿記論というように続けて言うと認識してくれたりするのですが、単独で簿記論という単語がなかなか。。。「おきろ」って。。。
【一日一新】
ある場所