事務所の更新料の支払いをきっかけとして、事務所を借りている所感を書いていこうかなぁと。
ひとを雇うつもりがなくても事務所を借りている
「ひとを雇うつもりがなく、あえてひとり事業を選択している。」というのが、税理士業を行なうなかでの経営方針だといえます。
「ひとりの状態なら、わざわざ事務所を借りる必要なんてないでしょ。」
と思われることもあるかもしれませんが、事務所を借りて税理士業を行なっています。
その事務所を借りている理由のなかで大きなものを占めるのが、
「事務所を借りていないとかっこ悪いから。。。」などといったことではなく「自宅で仕事が行なえるスペースがないから。」だといえます。
なので、いずれ自宅の引っ越しをする際には「自宅兼事務所。」というものも視野に入れていたりするものです。
そんな事務所を借りて2年ほど経ちましたが「事務所は借りておいてよかった。」ということを感じてはいます。
とはいっても、事務所を借りていることを「心から称賛しているわけではない。」といえるかなぁと。
ひとり税理士が事務所を2年間借りておもふこと
それでは、ひとり税理士が事務所を2年ほど借りているなかで日々感じたことを挙げていきます。
通勤の手間感
「事務所を借りる。」
ということをしているので「通勤を避けることはできない。」といえます。
その通勤時間としては自宅から徒歩で10分、自転車で3分ほどなくらいです。
「それじゃあ、通勤にはそれほど労力を使わなくてもいいね。」といったことを感じられる方もいるかもしれません。
たしかに「通勤に使う時間。」というのは、勤めていたときに比べると大幅に減りました。
また「通勤して事務所で仕事をする」ということで、
「さあ、仕事をしよう。」などと気持ちの切り替えができる場合もあったりするものです。
とはいっても「事務所に行くのが手間だなぁ。」などということは、常に感じているといえるかなぁと。
特に雨の日などは「今日は家で仕事をすればいいんじゃ。。。」などと考えながら通勤するということもあったりするものです。
税理士業に関してはペーパーレスを意識しているので、それほどスペースがなくてもできてしまうんですよね。
そして「早朝に家で仕事をしてから事務所へ行く。」ということもないとはいえません。
なので「気持ちは切り替えられるけど手間だなぁ。」と通勤があるマイナス面は感じるかなぁと。
駅との距離
「事務所を構える。」
ということを検討する際には「なるべく駅チカで。」などといった方が多いかもしれません。
ただ、事務所を借りる際に重要視したのは「間取りと予算。」といったものでした。
なので、駅から自宅までは5分ほどですが「駅から事務所までは15分ほどかかる。」といった立地に事務所を借りています。
この「駅から多少離れている。」ということで、静かな環境だといえますし、自転車で駅まで行けばそれほど距離間を感じないとはいえます。
とはいっても「自宅からなら駅周辺にランチに行きやすいのに。。。」といったことや
「ランチを食べに行ったらあとは自宅に戻るかぁ。」などといったことも考えてしまいます。
だからか、事務所を一旦出ると「事務所に戻らない。」といったことも少なくありません。
「もう少し駅からの距離を考えてもよかったかも。。。」といった考えが過ることもあったりするよなぁと。
事務所でYouTubeなどを行なうということ
「事務所じゃないとできない。」
ということで一番大きなものが「YouTubeの撮影」だったりします。
毎日書いているこのブログは「更新にYouTubeよりも時間がかかる。」とはいっても、
「どこでも書くことはできる。」というのが大きな魅力といえるかなぁと。
「事務所で音声入力をする。」といったことや、
「カフェで書く。」「家で寝転がりながら書く。。。」ということができるので、習慣化もしやすいといえます。
ただYouTubeに関しては、じぶんを映さなければならないので撮影場所といったスペースが必要になります。
なので「YouTubeは事務所でなければ行えない。」のが現状です。
これに関しては「事務所があるからYouTubeの撮影ができる。」というよりは、
「わざわざ事務所へ行かなければ撮影できない。」ということに、ちょっとした手間を感じています。
だからか「更新頻度を多くすることは難しいかも。」といえるかもしれません。
もう少しYouTubeに慣れるために更新頻度を上げたほうがいいのでしょうが、
「自宅でぱっと撮影できない(そのようなスペースがない)。」というのは「自宅兼事務所」でない難しさかなぁと。
モノが増える
事務所を借りていながら、事務所以外でも仕事をするスタンスでいると、
「やっべ、事務所に忘れてきた。。。家に忘れてきた。。。」などというように、必要なモノがないということも起きたりします。
このようなことを避けるために、
「何なら2つ持っておくかぁ。。。」などと、不測の事態に備えてものを多めに持つということも少なくありません。
たとえば、PCなども常に事務所へ1台置いておくということや、ペーパーレスといっても万が一に備えて自宅と事務所にプリンターを置いていたりします。。。
「Amazon EchoやGoogle Nestは何台持っているんだろう。」
といったこともありますし、冷蔵庫や扇風機、暖房器具なども、自宅兼事務所であればわざわざ買う必要もなかったでしょう。
このような「モノが増える。」というのは、事務所を借りていると起こることかもしれないよなぁと。
事務所があるから売上が増えるということはない
「事務所」というように自宅以外にスペースがあることで、
「事務所を借りているんですね。」などと前向きに捉えられて貰うこともあったりするといえます。
また、スポットの相談などは「事務所へ伺いたい。」などといったお客さまもいたりもするものです。
とはいっても「事務所を借りているから売上が増えた。」ということはないかなぁと。
たしかに、事務所で相談に乗るということもありますが、
スポットの依頼などは「ほとんどZoomなどで行なっている。」ので「事務所へ行きたい。」という方は少数派だといえます。
なので「事務所を借りていると仕事が増えるかもしれない。」などと考えて、事務所を借りる必要はないんじゃないかなぁと。
税理士業であれば、スペックの高いPCとペーパーレスを意識すれば「絶対に事務所が必要なもの。」だとはいえないでしょう。
そして、事務所を借りているからなのか、
「不意に会計ソフト会社、保険の営業、他の士業の方。」といったような呼んでもいない方が来るということはあったりするものです。
「絶対に事務所が必要だ。」
という環境でなければ、「リアルの事務所が必要になることはこれからの時代は増々少なくなっていくんじゃないかなぁ」と思っています。
まとめ
税理士法に関する話は一切無視で率直な意見を書いてみました。。。
【おわりに】
メタバースに事務所を構えておけば、海外にいても税理士業はできる時代になるんだろうなぁと。
【一日一新】
飛びたいキョロちゃん缶