ひとを雇うことをベースとして「お客さまとじぶんの事業の方向性が違うのは全然あり。」ということを書いていきます。
お客さまはひとを雇っている
「心地よく時間もお金もいい感じに使えるひとり事業は最高だわぁ。」といったことを日々感じているものです。
「ヘヴィメタルも聴き放題だし。」などと考えながら。。。
とはいっても「お客様にひとりであることを求めるか。」といえば、そのようなことはないかなぁと。
むしろ、税務顧問のお客様でひとを雇っていない方はいなかったりするといえます。
だからといっても「ひとりが最高ですよ。」などとお客様に言うこともありませんし(たまに言って共感されることはあるかも)、
「事業はひとりで営んだほうがいいっすよ。」などとは言わないものです。
それこそ、ひとりでできる事業というのはそれほど多くはないと感じているものですし、マンパワーが必要な業種の方が多いものでしょう。
方向性が違う話は聞き役に徹する
独立して以降ひとり事業なので、ひとを雇う側の本当の感覚はわからないといえるものです。
なので、コンサルタントのような聞きかじった人材覚醒術を説かないように気をつけていたりするといえます。
だからか、人手不足問題や従業員の方の労働環境の話をお客さまとする際には、
「お客様の話9対ぼくの話1。」くらいの割合を心がけていたりするといえるかもしれません。
このような会話の流れだと知ったふうなことを言うよりは、
「聞き役に徹しながら合いの手を入れる。」とした方が解決策をお客さま自身で発見していくとも感じるからだといえます。
たとえば「アルバイトの面接設定日を10日後になんかしたら、絶対にそのひとは面接に来ないから。。。」などという会話でも、
「学生時代のぼくだったら、絶対バックレちゃいます。。。」などと合いの手を入れたりと。
などというような聞き役に徹していても、
「だから面接日は明日とか明後日などの近い日から打診した方がいいんだよなぁ。」などとお客さま自身で解決策を思いつくのはわたしにも発見があるといえます。
方向性が違うから仕事になる
また「ひとを雇わない方向性。」だといっても、ひとを雇いたくなる瞬間はあるものです。
「この事務所のキャパ的にはあと2人くらいなら全然入れるよなぁ。」などと妄想をすることもあったりするといえます。
なので「ひとを雇っているのが悪。」などというのではなく、そっちの世界線が必要な場合もあるよなぁと。
それこそ、お客さまが詐欺っぽい求人広告にハマりそうになる際にも「それ結構怪しいかもです。。。」とは伝えるものですが、
こころの片隅では「その世界線も、もしかしたら大化けすることもあるかも。」とは考えたりもするといえます。
じぶんが「これは最高。」だと感じていても、それぞれの事業の構造には違いがあったりするものですよね。
それをじぶんの考えだけを強要し過ぎると、お互いの事業も行き詰まってしまうといえるかもしれません。
だからか「ITにさえ前向きであれば、お客さまとの方向性は違っていい。」と日々考えていたりするといえます。
まとめ
お客さまとの方向性の違いを楽しんで、日々を過ごしているかなぁと。
【おわりに】
ヌーノ・ベッテンコートというギタリストを観ていると「マニュキュアを塗りたいなぁ。」と思ったりするんです。
妻に止められちゃうんですが。。。
【一日一新】
Nitrate