大企業を作れないから、ひとりビジネスをやるのではない

大企業の前の段階が中小企業で、その前の段階がひとりビジネスでしょ。

そんなことないですよ。

わたしは、現在ひとりで税理士をしています。



大企業の前の段階が中小企業、その前の段階がひとりビジネス・・・?


ひとりビジネスというとどんな印象があるでしょうか。

起業はしたけど、人を雇えなかった負け組。

中小企業にもなれないし、そもそも経営者でもない。

真剣にやってるわけじゃないんでしょ。。。

当然、大企業になんか成れないよね。

ひとりビジネスというと、ネガティブな意見も聞こえてくるかもしれませんね。

しかし良く考えてみると、どんな組織も人が集まることで組織になります。

その組織も、ビジネスでの成功の要因は、一人一人がどれだけやれているかにかかって来るのです。

さぼっている人が多少いても大丈夫な組織が、大企業というもの。

さぼることが出来ずに、その人の評価が、そのビジネスの評価につながるひとりビジネス。

すると、ひとりだからといって大企業に負けているわけではありません。

組織名は通っているが、さぼってばかりの大企業の社員。

それよりも、ひとりビジネスを行っているひとり経営者の方が、仕事に対する真剣度合いのレベルが違うので質が高くなることもあります。

そうすると、ひとりビジネスや中小企業というのはあ、大企業に成る前の段階ということではありません。

別の特徴がある組織だということになり、それだけで優劣が付くということではないのです。


ひとりビジネスでも、戦えるフィールドはある


すべてがひとりである自分に返ってくるのが、ひとりビジネスの特徴です。

勤めていた時にように誰かが、やってくれるということはありません。

その反対に、決裁を仰ぐ必要がないので、決断はスピーディに行えます。

また、たとえば税理士業界でよくある、所長税理士が出来もしない嘘をついて顧客を取って来たことによって、不満を抱いているその顧客に不満をぶつけられることもありません。

しかし、じぶんと合わない仕事は受けないということもできます。

ひとりビジネスだと、じぶんがメインで動くことになるので大企業が戦えないフィールドで闘うことができます。

たとえば、時間帯で違いをつくることもできます。

朝の5時から10時までやっている病院・クリニック。

夜の20時から25時までやっている、定食屋。

大企業になると、働きても普通の時間帯や、ありきたいな場所でしか働かない従業員がほとんどでしょう。

しかし、ひとりビジネスだと大企業が入ってこれない、隙間を見つけて事業を行うということができます。

一切、税金の申告をしない税理士事務所というのもひとりビジネスとしては、ありな市場と言えます。

このようにひとりビジネスだからこそ、誰もやっていなかった、けどニーズがある市場で闘うことができます。

ひとりビジネスでも、すべてをひとりでやるわけではない


ひとりビジネスだからと言って、独りでやるわけではありません。

電話に出るのが嫌であれば、秘書代行サービスに依頼をする。

郵便が面倒ならば、ペーパーレスを徹底しながらWebゆうびんを使用する。

移動がする車がないのなら、Zoomで移動をなくしてもらう。

事務用品は、Amazonに持ってきてもらう。

わからないことは、ネット検索やコーチングを受けて解決する。

このように、ひとりビジネスだからと言ってすべてをひとりで行う必要はありません。

ひとりだからこそ、社内政治に巻き込まれ時間をそこに浪費することなく、そとの専門家にどんどん依頼をしていく。

大企業が優れていて、中小企業というのは大企業にもなれなかった組織。

ましてや、ひとりビジネスなんて。。。

そんなことはありませんよね。

テクノロジーの進化によって、ひとりビジネスの方が戦えるフィールドが、もっと増えていく可能性が高まっています。

時間で働くという概念の組織には、ひとりビジネスは負けないでしょう。


【おわりに】

何十回とGoogleAdSenseに申し込みをしてきましたが、ついに審査が通りました。

税理士と名乗る前と後では、ブログへのアクセス数がかなり異なるため、それが審査に通った一番の要員だと思います。

税理士と名乗れることは、気持ちがいいです。


【一日一新】

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