「さぼれる会社員。」
よりも、じぶんの意思で動いているフリーランスの人のほうが信用できるかなぁと。
銀行は会社員のほうを信用する
「会社員とフリーランス。」
何となくフリーランスのほうが、「気まま」に生きていそうなイメージがありますよね。
その何となくの感覚を、「現実の世界に持ってくる」のが銀行などの金融機関かもしれません。
たとえば、住宅ローンで家を買おうとするとき。
「フリーランスだと返済可能性が心配だから、属性のしっかりした会社員。」
のほうが、借入限度額も増えることが多く、住宅ローンを難なく借りられる可能性も高いといえます。
また、ひとの親ともなると、
「しっかりした会社の会社員になりなさい。」
という言葉をかけることもあるでしょう。
とはいっても、フリーランスのほうが真剣に生きているような印象はありませんか。
フリーランスは食べていくのが難しいから信用できる
フリーランスは「気まま」そうに見える。
と言っても、本当に気ままなのは達観することができる会社員ではないでしょうか。
「売上をつくり、利益を出し、さらにそれを繰り返していく。」
といったことが、会社員でもフリーランスでも求められる事業の構造だといえます。
それでも会社員の場合には、事業の構造を真剣に実行しなくても、
「何となく会社に出社をすれば食べていける。」ということもあったりするものです。
たとえば、
「融資の稟議書を書く時間がないから、書いといてよ(書く時間がないのではなく、書けない上司というのが存在する)。」
というように達観して(さぼって)いる会社員(銀行員)は、どこの会社にもいるのではないでしょうか。
ただ、フリーランスの場合には「気まま」に会社に出社するだけで、
「生きていくために必要なお金を稼ぐ。」のは難しいといえるでしょう。
「会社という看板がないので、どこにじぶんが入り込める場所があるのかを探し続ける。」
「なんとかじぶんを見つけてもらうために、毎日営業をする。」
というようなことは、フリーランスなら多くのひとがやっていることかもしれません。
なので、「いまを真剣に生きる(でないと生き残れない)。」
ということを日々実践しているフリーランスのひとのほうが、
「サボっていてもなんとかなる。」
と考えている会社員よりも、信用ができるのではないかなぁと。
フリーランスはツラいけど楽しい
ひとりで税理士業を行なっているので、わたし自身もフリーランスになります。
「日々、真剣に生きている。」
といっても、そのフリーランスにもツラい面はあります。
「煮詰まったときに、相談できる相手がいないので解決しない。」ということは、ツラいことです(ホントにまずいときは相談していますが)。
また、健康を害してしまったときには「有給休暇がない。」というところも、フリーランスのツラいところかもしれません。
とはいっても、フリーランスには楽しいことのほうが多いように感じています。
「仕事道具はじぶんに必要なものを買うことができる。」
ので、仕事のスピードは段違いになっています。
そして、「1日のなかに捨てなければならない時間がない。」
ということは、フリーランスにならなければわからない世界でしょう。
「フリーランスが上で会社員が下。」
というようなことを考えてはいませんが、フリーランスだと人生が充実するかなぁと。
まとめ
世の中の風潮では、「フリーランスよりも会社員のほうが信用できる」となっていますよね。
それでも、「生き残るために考えて動かなければならない」フリーランスのほうが、信用できるのではないかなぁと。
「会社の看板がないから、必死にならざるを得ず、人としての魅力をマシている。」
ような感覚が、フリーランスの方にはあります。
【おわりに】
マーベル映画のMCUを観返していて、フェーズ1を観終わりました。
当時は気づきませんでしたが、フェーズ1だと「まだ予算が少ないのかなぁ。」という印象もあります。
「アヴェンジャーズ・エンドゲーム」を体験したあとのフェーズにいるからなのでしょうけど。。。
【一日一新】
映画「マイティ・ソー」