じぶんで経理を行なう際には諦めてもいいことがあるといえます。
科目にこだわるのを諦める
経理を行なう際に迷うことのひとつといえば、
「いったいどの科目を使えばいいのか。。。」というものだったりするかもしれません。
「消耗品費と事務消耗品費の違いは何だろう。。。」
「未払金と未払費用の使い分けはどうしたらいいんだろうか。」
「何だか税理士に科目を直されてるし。。。」
などと感じたりする場面もあったりするかもしれません。
たしかに、経理に使う科目はある程度決まっているものだったりします。
たとえば「普通預金からの支出」という取引を、「現金」という科目を使ってしまうと、
「実際の預金残高と経理上の預金残高がずれている。。。」ということもあるので、注意をしなければならないといえます。
とはいっても「科目がわからないから経理をやめよう。」などということを考える必要はないです。
「似たような名前の科目で迷った際にはどっちを使えばいいのか。」といえば、
「ちょっとでも心が惹かれた方の科目を使う。」ということでいいといえます。
それこそ「使う科目を少なくする。」という考えで経理を行なうと負担が少なくなるものです。
なので「科目にこだわり過ぎる。」というようなことは、経理を行なう際には諦めていきましょう。
「未払金」や「未払費用」などの科目は、どっちでもいいといえるものです。
ただ、一度使うと決めた科目に関しては、
同じような取引が生じた際に「その決めた科目を使い続ける。」ということを行なった方がいいといえます。
完璧に仕上げることを諦める
「1円のずれも許されない。」
などといったことを経理を行なう際に考える場合もあるかもしれません。
たしかに、経理には正確性というものが求められているので、金額が間違っているということは避けたい事項だともいえます。
とはいっても「1円にこだわり過ぎて業績がつかめない。」となっているような状態は避けていきましょう。
経理を行なう理由のひとつは「タイムリーに業績を確認して選択肢を増やす。」ということだといえます。
そして、毎月の業績確認に必要な数字というのは「見当をつけるために行う試しの計算。」だといえるものです。
なので、試算している段階の経理では「多少のずれは気にしない。」などといった心構えでいいといえます。
「細かな数字にこだわり過ぎて毎月の業績が確認できない。」
ということを避けるためにも「経理を完璧に仕上げる。」ということは、諦めていきましょう。
「決算で1円を詰める。」といったような感覚で、日々の経理は「スピード重視」で行なうべきだといえます。
経理を外注するのを諦める
「経理をやっても売上は増えない。」
「経理なんていうのは事業の本業ではないから、じぶんは本業に専念する。」
などと考えることもあるかもしれません。
たしかに、インターネットで「経理 代行」などと検索をすれば無数の経理代行業者がヒットするものです。
そして、このような感覚を持つこともあるものでしょう。
「やっぱり、じぶんで経理なんてやるべきじゃないんだ」と。。。
事業というのは「苦手なことを手放していく。」ということも必要なものです。
とはいっても、経理を外注してしまうと、
「何だかじぶんの感覚と経理の専門家から出てくる数字に差があるように感じる。」といった感覚を持ち続けてしまうといえます。
このような感覚を持ち続けてしまうと「事業の局面でじぶんの選択に自信が持てなくなる」ということも起きてしまうものです。
「なぜ専門家が出してくる数字に違和感を持つのか。」
といえば、じぶんが経理の仕組みを理解できていないからだといえます。
「外注しているから経理の仕組みを理解する必要もないよね。」などと考えていると、違和感はずっと抜けきれないものだったりするかもしれません。
すると「経理を外注するのを諦めたほうが心はスッキリする。」ということもあったりするものです。
まとめ
経理を行なう際には「諦める」ポイントをつくることも必要だといえます。
【おわりに】
ステップワゴンの新型がかっこいいなぁと。
【一日一新】
松屋テイクアウト
