支払利息の多寡で銀行以外からの借り入れがバレる

「ノンバンクからの借入金が銀行員にバレないように、決算書を誤魔化そう。」としてもバレたりするものです。


泣いている。


売上代金入金までの時差


「売上代金の入金は90日後。。。」というのは、事業を営んでいる中での衝撃だったりもするものでしょう。

それこそ「ナニワ金融道やカバチタレ!」といったマンガにも、

売上代金入金までの期間が長く、苦労を重ねている事業者のエピソードも少なくなかったといえるかもしれません。

(資金繰りに関するヒントが得られたりもするので、読んでみてもいいといえます)

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そんな売上代金入金における時差を埋めるためには、

「自己資金をたんまり貯めてから事業を始める。」

「どこかの機関から資金調達をして事業を始める。」というパターンが王道だったりもするものです。

ただ「自己資金が貯まるまで起業するのを待つ。」としていると、市場が埋まりすぎたりもするので資金調達をして事業を始めたほうがいいといえます。



資金調達は銀行融資がベスト


事業を始めようとする際も、事業を営んでいる最中も資金繰りはひとつの仕事になったりするといえます。

「社長が資金繰りに追われると事業は回っていかない。」などと言われるものですが、資金繰りは社長の仕事として捉えたほうがいいものです。

そんな資金調達は「親や親族から借りる。」

「銀行から融資を受ける。」

「ノンバンクから融資を受ける。」「新株を発行する。」といったパターンがあるといえるかもしれません。

そして「資金調達のおすすめの順番は。。。」といえば、銀行から融資を受けることを1番とすべきだといえます。

銀行融資であれば「親や親族の資産を食い潰すことなく。」「ノンバンクよりも金利負担は低く。」「新株発行よりも手軽。」だといえるからです。

また、銀行に融資を申し込む際にはノンバンクから融資を受けていると、

「融資を実行する前に、このノンバンクからの融資を全額返済してもらうのが条件です。」などと銀行員からも言われたりするといえます。

「いやいや、それが無理だから銀行に融資を申し込んだんだけど。。。」と感じたとしても、順番を間違えた代償だともいえるのです。


支払利息・支払手数料などを端緒にバレる


「ノンバンクからの借入金が決算書に記載されていると、銀行に無理難題をふっかけられる。」と感じたりもしているかもしれません。

そのような際には「決算書にノンバンクから借り入れをしていることをバレないようにしよう。」と考えたりもするものでしょう。

たとえば「長期借入金にノンバンクからの借入金を記載するのではなく、じぶんが貸したことにして役員借入金と記載しよう。」などと。

「これならノンバンクからの借り入れだとバレないし、完全犯罪だ。。。」とも。

などとノンバンクからの借り入れを隠すために、貸借対照表上で別の科目を使ったりもするものかもしれません。

すると、銀行員が決算書を分析する際によく見る、

「勘定科目内訳明細書。」には、ノンバンクからの借り入れの形跡を残さないことができるといえます。

とはいっても、ノンバンクからの借入金が貸借対照表に記載れていなくても別の科目をベースとして銀行員は気がついていくといえます。

「支払利息が短期借入金や長期借入金の金額と比べると、かなり多い気がする。」

「支払手数料が短期借入金と長期借入金の金額と比べると、かなり多い気がする。」などといったことから端緒をつかんでいくのです。

「この支払利息の金額の多さは、銀行以外からも資金調達をしているかもしれない。」といったように。

などというように、負担した支払利息は損益計算書のどこかの部分に表れてしまうといえます。

その金額の多寡を見て銀行員は違和感を持つのです。

また「支払利息や支払手数料にすると目立つから、金利負担分は役員貸付金にしよう。」ともしてみると、役員貸付金が不自然に増えていくといえます。

これが不正を隠し切ることができない、複式簿記の素晴らしさだといえるのです。

科目を変えても、科目を変えなくても痕跡は必ず表れるといえるからです。

たしかに、ノンバンクから借入金を隠した決算書に対して銀行員が気づかなかったりする場合もあるとはいえます。

その誤魔化し方の匠の技で、銀行融資を受けられた知り合いの社長もいたりするといえるかもしれません。

ただ、いずれはバレるものなので資金調達の順番を間違えないようにしてダークサイドに陥らないようにしていきましょう。


まとめ


ノンバンクや街金、闇金ちっくな貸金業者は金利負担が銀行からすると大きいものだといえます。

その金利負担の大きさは、決算書のどこかの部分には必ず表れていくといえます。

そんなアラートを銀行員は掴むものですし、

「社長、決算書の支払利息の内訳を貰えませんか。。。」といった連絡が来て詰められるか、そっと融資申し込みが断られていくといえるものです。


【おわりに】

いままでパソコンのウイルス対策としてNortonを入れていたりで。

ただ、Nortonのアラートが手間なので解約をしてウイルスソフトをなしでしばらくやってみようかなぁと。

Macだし。。。


【一日一新】

夫よ、死んでくれないか ドラマ

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