未来ばかり見るから人生がつらくなる

などというメモ書きを見つけたので思うところを書いていこうかなぁと。


タイムマシンのコックピット。


税理士業界に転職したことを「失敗したかも。」とおもった


税理士業界に転職して、ほどなくしたとき。

「これは人生の選択を間違えたかもしれない。。。」と、後悔をしたといえます。

「エキスパート職。」というような印象を持って税理士業界へ転職をしたので、

「イケメン、美人、インテリ層が颯爽と働いている。」というシミュレーションをしていたのです。

そう。

転職した当時はまだ観たことはなかったものでしたが、海外ドラマ「SUITS」のようなイメージを持って税理士業界へ転職してきたのです。

「見たこともない天才やおしゃれな上司がいる。」といったような。

そんなイメージはただの妄想だったかのように、1週間ほど働いて気がついたものです。

「魔人ブウが何人かいる。。。」

「ソバージュって病院以外で初めて見た。。。」

「全体的に組織が暗い。。。」などと。



未来を見なければ人生がつらかった


それまでわりと「20代が中心」ともいえるような若いひとが多い職場だったので、とにかく暗さとおしゃれ感のなさに打ちひしがれたといえます。

また「テンキーのスピード勝負。」ということが、一人前への登竜門といったような仕事感覚にもびびったものです。

「この時代(当時2012年)になってもテンキーなの。。。」と。

そして「総勘定元帳勘定(紙にするとかなりのページ数がある会計のデータ)を印刷してチェックする。」といったことにも打ちひしがれたものです。

「いやいや、PDFでよくない?」と。

さらには200数十人いるなかでの、20数人程度の職場だったのですが、

「税理士なったっていまの時代食えないよ。。。」

「うちは税理士になっても出世しないし、資格手当はないよ。。。」

「ここの職場で税理士を目指しているひとはひとりもいないよ。。。」

という、近い未来に税理士なる気セルマックスだったヘヴィ・メタル兄さんは怒りすらも覚えたといえます。

「税理士業界にいるのに税理士にもならず、税理士を目指すこともなく、魔人ブウは目指すのか。」と。。。

だからか、ただただ未来だけを見て仕事をしていたといえます。

「税理士でもないひとの話を真に受けるのはやめよ。。。」

「ぼくは税理士になるし、ここは1年程度経過したら転職しよ。。。」

「職場の人間関係はホドホドの付き合いにして、ここで友達をつくるのはやめよ。。。」と。


独立したら未来ばかり見ることはなくなる


といったように、税理士業界に転職したなかでの1社目でこころは挫けそうになったものでした。

「税理士目指してないって、なんだよ。。。」と、道端のイシコロを蹴飛ばしていたものでした。

なので、ひたすら未来だけを見据えて仕事をしていたといえます。

「税理士にはなろう。」と。。。

ひとつだけ幸いだったのが、銀行で融資業務を担当していたからか、お客様とは何の違和感もなく話せるということだったといえます。

お客様ともうまく接することができないような性格やスキルだったら、税理士業界からも逃げ去っていたかもしれません。

などという状態が過ぎ去った、いま。

未来を見据えて「こうなってやるぜ。」というような感覚はあまりないといえます。

「絶対に税理士なってすぐに独立するんだ。」というような未来ばかり見るという行為をしなくなったといえるのです。

「ブログがバズって全部有料記事にして読んでもらえる。」

「毎日スポットの依頼があっててんてこ舞い。」

「好きな俳優さんから依頼があって舞い上がる。」などというような未来を見据えることもないといえます。

きっと、それはいま叶えられることを叶えていくだけで、こころが満たされていくと知ったからかもしれません。

「勧められたあの映画を今日観てみよう。」

「明日、あのひとに会えるなら会ってみよ。」

「家族が昨日呟いていたことを今日叶えてみよ。」などと、多くのことが未来を待つまでなく叶えられる状態だからだともいえるかもしれません。

「なぜ、いま叶えられるのか。。。」

といえば、じぶんの人生を誰かの背中に乗って歩むということをしていないからだといえます。

「すぐに動ける。」

という独立後の世界に触れていくと未来に希望を持って生きるというよりも、目の前に希望が溢れているということを日々実感していくのです。


まとめ


独立をすると「いま、いま、いま」という感情のほうが強くなるかなぁと。

未来を見るのではなく、自然と未来になっているといったような。。。


【おわりに】

深夜の生観戦も含めて、今シーズンもイングランドの海外サッカーを観続けて来ました。

まだシーズンは終わっていませんが、好きなチームのアーセナルは今シーズンも無冠と。

ただ、4年前くらいの絶望的な感じからこの数年は強くなっていき観ていてわくわくが止まらなかったです。

そんな海外サッカーを深夜でも来シーズンも観続けていきます(海外サッカーは8月始まりの5月終わりといったカレンダー)。


【一日一新】

小田原駅のドン・キホーテ

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