「じぶんを振り返る。」
という機会は、経理を行なうなかでつくることができるといえます。
経理は税金の申告のために行なうものではない
「あの領収書はどこにいったんだろう。。。」
「そろそろ確定申告をしなきゃならないし、どうしようかなぁ。」
などというような感覚。
「領収書の1枚や2枚なくても、まあいいかなぁ。」ということは、税金の申告のための経理であれば問題ないともいえます。
とはいっても「税金のために仕方なく経理をやる。」というのでは、じぶんの生きてきた軌跡を確認することはできないでしょう。
事業を営んでいるのであれば、経理を行いじぶんの軌跡を振り返りながら次に繋げるべきです。
会社員であれば「経理は必要ない。」となるので、じぶんの活動の記録をすることもないといえます。
しかし、せっかくリスクを取って事業をはじめたのであれば、経理を軸として、じぶんの生きた軌跡を再確認すべきです。
その生きた軌跡を確認するために「節税のため」ではなく、「未来のため」に経理をする機会をつくっていきましょう。
じぶんが「力を入れている経費を使えているか」を経理で確認する
経理を行ないながら確認すべきことのひとつに、
「じぶんが重点をおいている部分に投資できているのか。」というようことがあるといえます。
「書籍の購入金額は目標額に届いているか。」
「じぶんの視野を広げる研究開発費を使えているか。」
「新しいものに触れられているか。」
などといったような「未来に向けた経費。」に目標額を掲げ、経理をする際に目標額に到達しているかを確認してみましょう。
そして「読書をしたいと考えていたけどできなかった。」というようなことや、
「あの研究開発費があったおかげで、いまの道に進めた。」
というようなことが「経理を行なう。」ことで、再認識できるといえます。
「目標金額への到達度合い。」というじぶんの軌跡を確認する機会というのは、なかなかないものです。
その機会を経理で行なうなかでつくることができるといえます。
じぶんが「使って失敗した経費」を経理で確認する
経理を行なう効果のひとつには「失敗した経費。」を確認するということもあるものです。
「見栄で加入した会合だったけど、やっぱり合わなかった。」
「雰囲気に飲まれてリース契約をしたけど、気に入らなくて使っていないのに解約できない。」
などといったような軌跡も経理を行なうことで「じぶんの選択の甘さ」に気がつくといえるでしょう。
そして、月初などに「じぶんが失敗した経費」を確認することで、じぶんの軸も磨かれていくといえます。
「見たくないものは見ない。」
ということは、簡単にできることです。
しかし「見なければならないものは戒めとして確認していく。」
という気持ちを持つ機会として、経理を行なう時間を活かしてみましょう。
「じぶんの行動の軌跡。」
を確認する機会というのは、人生のなかでもそれほど多くはないものです。
「失敗したなぁ。」を次に活かすためには、経理は効果的なものだといえますから。
まとめ
「じぶんの軌跡。」
を確認する機会というのは経理を行なうことでつくれるといえるでしょう。
【おわりに】
「売上拡大。」という言葉ってキャッチーなんでしょうけど、響かない人間もいるんだぞと。。。
年明け以降、HP経由で営業系のメッセージがちょいちょい届きます。
「お問い合わせ」からメッセージをする際には「課金しないと送れない。」みたいにできないかなぁと。
【一日一新】
あること