お金があればできることが広がるのは、人生も事業も同じことです。
借入を戦略的に行えるか
事業を行うには、せっかく売上げがあっても、入金されるのは翌月に手形で期日が120日後ということもあります。
そうすると、売上の入金があるのは売上てから150日後ということになります。
この150日間の資金を自己資金で調達できればいいのですが、そうでなければどこかから借りてくる必要があります。
ここで借入を躊躇してしまうと、黒字なのに運転資金が足らず倒産ということもあります。
これが借入を躊躇してはいけない理由のひとつになります。
借入の返済期間は、長い方が資金繰りが安定する
銀行からお金を借りるときには、借入金額と金利を気にする人は多いと思います。
たしかにこれらも重要な要素のひとつになります。
そこにさらに、返済期間や返済金額も考慮に入れてみるべきです。
たとえば、1,000万円を3年の返済期間で借りると月々の返済元金は、約277,778円になりますが、5年の返済期間であれば、月々の返済元金は約166,667円になります。
この違いは、年間に約130万円ほどの支出が減るということになります。
借入金は、借りた時には収入にはならない反面、返済している元金は経費にはなりません。
経費にならない支出というのは、「勘定合って銭足らず」ということになり経営の体力を徐々に奪っていくことになります。
返済期間を長くすると総支払利息は多くなります。しかし、よほどの高い金利で借りているものでなければ、返済期間を重視して資金調達をするべきです。
いつでも、いざという時にお金を借りられるから返済期間を気にしないということは、よほどの大企業にでもならないと難しいということを意識して経営のかじ取りをしていきましょう。
【おわりに】
写真をうまくとることは非常に難しいなと感じています。
街中で何枚も取っているのも少し恥ずかしいという気持ちもあったりします。
【一日一新】
コージーコーナーのケーキ