営業されることが嫌いでも、訪問してくる銀行員とはコミュニケーションを取ろう

営業されても、めんどくさいなと思うことが多いですよね。

でも、銀行の営業マンとはうまく接しておくべきです。



銀行の営業マンは、あなたの味方をするために訪問している


通常の時期であれば、銀行の窓口に融資を希望される方で溢れかえるということはありません。

そうすると、銀行の収益源である融資を増やすために一部の銀行員は、訪問し営業を行っています。

銀行の営業マンは、融資先を開拓するために日々、企業を訪問しているのです。

そして、その銀行の営業マンは融資のノルマに追われています。

また、訪問件数にもノルマがあったりします。

その銀行が売っているのが、お金。

経営の重要戦略として、資金がギリギリの状態で経営していくよりも、融資を受けて金利を支払ってでも、お金は多く持ったほうが良いです。

お金を持っているからこそ、中途半端に儲けの少ない仕事に手を出す必要がなくなります。

しかし、お金がないとそのお金を得るために割の合わない仕事でも、取りに行かなければなりません。

割の合わない仕事で、時間も減り、たいして儲けが少ない仕事をするくらいなら、金利の方が遥かに安くすみます。

そのためには、銀行の営業マンとはうまくコミュニケーションを取っていくべきです。


人間関係が築けている会社には、情実融資をしたくなる


雨の日に傘を取り上げると揶揄される銀行ですが、すべての銀行や銀行員がそうではありません。

中小企業のため、あなたの事業のために、力になりたいと考えている銀行員は多くいます。

そんな銀行の営業マンとは、積極的にコミュニケーションを取っていくべきです。

定期的に月次決算書をみせて、現在の業績や今後のヴィジョンなどを熱く語る。

どのようなときに資金が必要になるのかを、伝えておく。

こういったことには、銀行員と関係を深めるには大切なことです。

そうすると、あなたの事業に魅力があり、本気度が伝わってくると、その銀行の営業マンは絶大なサポーターとなって応援をしてくれます。

また、銀行の営業マンは非常に狭いエリアで活動をしていますので、その町の情報などを知るためにも価値がある相手となります。

銀行の営業マンといい関係を築ければ、何かあった場合でも力になってくれることもあります。

積極的にコミュニケーションを取っていくべきです。


じぶんの業績や、今後のヴィジョンを伝えるようにしましょう


銀行の営業マンに、事業プランやヴィジョンを伝えることは、事業戦略として重要なことです。

そのためには、現状経営状態がどうなっていて、今後どうなるのかということは、しっかりと認識しておくべきです。

毎月、B/SやP/Lを確認することはもちろんですが、難しいこともあるかもしれません。

せめて、毎月末の預金残高がいくらあって、借入残高がいくらあるのかは把握しましょう。

いま何が事業に必要で、どうすれば壁を超えられるのか。

そういったことは、税理士や銀行の営業マンにどんどん語っていくべきです。

それによって、拓ける道があるかもしれません。


【おわりに】

銀行の営業マンから保険の勧誘や、投資信託の勧誘を受けた場合。

いい関係を築こうと無理をして、保険などに入る必要はありません。

業績をしっかりと把握し、早めに資金計画を立てていけば、そのような営業には乗らなくても銀行の営業マンといい関係は築けます。


【一日一新】

プロローグパサージュのクリームパン

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